転職活動を始める時にまず最初に選ぶのは希望職種です。
希望の職は今の職種と完全に同じであると疑いの余地がないのならばいいです。
しかし、もし希望の職種が実はよくわからないのであれば、転職活動を始める前に一度立ち止まって考えてみてほしいです。
きっとその方がよりよい転職になると思います。
希望職種ががわからなくなってしまった人に希望の職種の探し方を書きます
目次
転職と転社 どっちをしたい?
転職という呼び方が一般的ですが、あえてここでは二つに分けて考えたいと思います。
- 転職:仕事の内容、自分がすることを変える
- 転社:仕事の内容は変えず、所属する会社を変える
自分がしたいのはどちらなのか、今一度確認しましょう。
40代になって家族もいる今更、転職など考えたくない、転社だ転社、と転職について考えることに強い抵抗を覚える人ほど考えて欲しいと思います。
なぜ今の会社・職種を選んだのか
そして自分がそもそも何故 今の会社に入社し、今の職をしているのか、良く思い出しましょう。
それによって新しい発見があるかもしれません。
あー、そういえば、入社時は就職氷河期だったから、就職できればどこでもよくて、とりあえず今の会社に入ったんだよな。
そして職種といっても配属先は人事部が決めたから、
で、現在に至るんだよな~。
仮にこんな感じで今の会社で働き今の職種を続けてきたのであれば、希望の職の選択肢は抜群に広がるのです。
希望職種の探し方 : 仕事内容と結果を分けて考える
希望の職種を考える時にその仕事で日々する事と、仕事の目的・結果を分けて考える方がいいです。
車の営業の場合
- 業務の内容:お客さんのニーズを把握すること、迷っているお客さんの背中を押すこと。
- 仕事の目的・結果:車を売ること
毎日、日々の業務ですることは、いかにお客さんを理解するかという対人的な事です。
何かを売るのが好きだから車の営業に志望する場合、日々の業務で朝から晩まですることは、対人的なことです。そして車が売れるのは1月に一回くらいでしょうか、もっと少ないかもしれません。
何かを売りまくるのが好きな人は店頭で何かを販売する仕事の方が向いているかもしれません。
希望の職種が実際に何をする仕事なのかよく調べましょう。
自分が得意なことと興味のあることを書きだす
自分が得意なことを書きだす
自分が得意なこと、うまくできることを書きだします。会社ですることでもプライベートですることでもいいです。
たくさん書きだしましょう。
自分の関心のあることを書きだす
自分が興味を持てることを書きだしましょう。
上手くできることと関心があることが重なる部分を探す
この上手くできることと興味・関心があることが重なる仕事を探します。
どちらかが欠けていると、長く続けることが苦痛になってきます。
- 興味があるけど下手くそ: 歌が大好きなジャイアン
- 上手にできるけど仕事に対する関心が低い :やる気のないサラリーマン
希望する職種がわかってきたらその仕事について調べてみましょう
さて自分が希望とする仕事がおぼろげながらでも見えてきたでしょうか?
おぼろげに見えてきた職種に関して良く調べてみましょう。
ネットで調べればかなり詳しくわかります。
実際にそういう仕事をしているが書いたブログなんかも参考にできます。
ラーメンが大好きだから、一大決心、独立してラーメン屋さんになるとします。
大好きなラーメン屋をするといっても嫌な業務、苦手な業務がたくさん含まれている可能性はあります。
日本中ラーメン屋はたくさんあります、競合だらけのところに乗り込んでいくので、まず最初にするのは市場調査かもしれません。
お店は清潔であることが望まれます。整理整頓、掃除掃除、便所掃除の毎日かもしれません。
いろいろ調べると、自分の嫌な事がその職種にたくさん含まれている可能性はあります。
その嫌な事を受け入れられるのかどうなのかもその仕事を続けるコツだと思います。
希望する職種を天職に
転職は生活環境をガラッと変える大きなイベントで当然リスクもあります。
その中で、希望職選びに時間をかけ、今回の転職活動で選んだ職が天職になることをお祈りします。
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