仕事ができない人は、転職して上手く行くのでしょうか?
その答えは転職で入社してきたあなたの周りの中途採用者を見ればわかります。
どうですか?その人たちはバリバリ仕事ができるスーパーサラリーマンでしょうか?
そんなことは無いと思います。
半分以上は仕事ができないから転職したのではないでしょうか?
目次
転職後はしばらく仕事ができないのが当たり前
むしろ転職してきた人は、会社に対しても製品も業務内容も、全てに対して知識、能力が不足していている状態で入社してきます。
同じ部門や他部門の人からから見れば、仕事、会社の事をわかっていない人がある日担当者として任命されるのです。
その中途採用の人が自分の業務に関わるとなると、必要なことを、まさにゼロから10まで教えさせられることも出てきます。
結果、中途採用者は仕事ができず周りに迷惑をかけまくる状態からのスタートです。
自分が仕事できなくても転職後はしばらくごまかしがきくのです。
仕事ができない理由
仕事ができないのには理由は大きく分けて二つあります。
仕事に対する興味がない
仕事に関心があれば常にアンテナを貼っている状態なので自然と情報を集めます。
また、人に言われなくても自然と必要な事を次々にやっていきます。
新たな気付きを得られ仕事の内容は広がりを持ち深みも増します。
人に期待されている以上の事をやることが増え、自然と成果は上がります。
仕事に興味がないと、言われたことを必要最低限やって済まそうとします。
仕事が基本的にひとごとなので何をやっても詰めが甘く、自分で何も考えていないので周りをイライラさせます。
頼まれたことは相手の期待値を下回るのが普通です。
能力が軽視される職場で働いている
全く同じ能力で仕事をしても、職場によって評価は異なります。
例えば、IT関係が好きだからといって最新のITの会社に入ったとします。
まわりはITに強い人ばかり、自身の知っている最新知識など、ちょっとでも勉強の手を抜くとあっという間に古く色あせたものになり、ものを知らない人になってしまいます。
会社からはできない社員になります。
しかし、もし平均年齢高めの昔からある企業の唯一のIT担当者になったらどうでしょうか?
あなたは社内一のIT最先端の人になります。
競争の少ないところに店を出した方がうまくいくのです。
仕事の優先順位を軽視するので仕事が遅いというレッテルを貼られる
仕事のできる人は仕事をできた状態にするのがうまいのです。
仕事がとりあえず終わった状態にするのがうまいのです。
会社にはどうでもいい仕事がたくさんあります。
どうでもいい仕事はほっといてもいいので大事な仕事を優先してできる人が仕事のできる人と呼ばれます。
仕事のできるという評判の人を見てください。
見る人が見れば穴だらけの仕事です。
しかし大事な所を押させているのです。
やるのが楽な雑用的な優先順位の低い仕事をやって一日が終わってるようでは、仕事のできない人へまっしぐら。
仕事に優先順位をつけ徹底してそれを守りましょう。
適性が低い
人間は個性があります。生まれ育った環境、やってきたこと人それぞれ違います。
やはり得意不得意があるのです。
あまりに不得意なこと向いていないことを頑張っても、元々向いて言る人と比べて仕事ができるというレベルになるまでには相当な努力が必要です。
歌が大好きだけど音痴なジャイアン、
人を救う熱意はすごいけど指先が不器用な外科医。
じっと座ってるのが苦手な銭湯の番頭。
もし自分があまりにも向いていないと感じていることを求め続けられる仕事だと、いつまでも仕事のできない状態は続きます。
社員を育てる意識が低い企業風土
会社において自分一人で完結できる仕事は限られています。
人には強みも弱みもあります。
その人の弱い部分を補うために、教育やお互いに助け合う意識が低い企業では、少しでもできないことがあるとすぐ仕事のできない人になってしまいます。
自分から助けを求めに行く姿勢が大事なのはもちろんですが、勝手に成長しろという、社員を助け・教育する意欲のない会社・同僚であれば仕事ができないと言われる確率は増えます。
転職は仕事ができない理由になっている環境を変えるチャンス
転職はこのような、仕事のできない人になってしまっている悪い環境を変えるチャンスです。
今自分は仕事ができない人ならば、原因を把握し対策する事で改善できます。
前の会社であなたがどれだけ仕事ができなかったかはわかりっこない
先程も書いたように、転職で入社してきた人は入社当初、仕事ができなくて当然なのです。
あなたが実は前の会社でめちゃめちゃ仕事ができなかったとしてもばれっこないのです。
転職によって仕事ができない人だった原因を解決していれば、前の会社より活躍できる環境は整っているのです
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