折角の休日に会社から仕事の電話がかかってきたら一気に興ざめしますよね。
無視しても電話の中身がなんだったのか気になりますよね。
電話に出たら仕事の話をするのは確実です。
休日に仕事の電話がかかってきた時の対処方法を紹介します。
社員が休みを取ることに対して理解のある会社と、
理解のない、ブラック企業とに分けて考えます。
目次
仕事をする日と休日の考え方
携帯電話の普及で、どこにいても、いつでも相手に電話することができる時代です。
相手を捕まえるには便利ですが、相手からも捕まってしまいます。
こういった時代において、仕事をする日としない日を完全に分けようとするのには無理があります。
会社から一切連絡が来ないような休日を望むと返って苦しむことになります。
会社はあなたを必要としているから電話してくるのです。
今日一日、会社に関わらないとしても、また明日からかかわるのです。
休日でも多少の柔軟性を持って会社からの電話に対応した方が、気持ちが楽になります。
労働基準法的にどうなのか、海外ではどうなのかということを気にしたところで現実的には何の解決にもなりません。
そして休日に仕事の電話がかかってくることを避けるためには、周りの人に明日は休むと周知しておくことが大事です。
取引先からお客さんまで、電話がかかってきそうな人には連絡しておきましょう。
そうすることで休日に電話がかかってくる可能性を少しでも減らしておくことが大事です。
周りの人に告げることなくそっと休みを取り、電話がかかってきたら、無視を決め込む。
こういうことを繰り返していると、あなたが休みを取ることに対して周囲から理解を得られなくなるでしょう。
社員が休みを取ることに理解のある会社かどうか
社員が休みを取ることに理解のある会社と無い会社に分けて、電話への対処法を考えていきます。
その前に社員が休みを取ることに理解のある会社とはどういう会社か説明をします。
休みを取るときに以下の点が該当すれば、理解のある会社だと考えます。
- 有給休暇申請をすんなりと許可してくれる。
申請したときにあの仕事は大丈夫かとか多少の確認事項があってもよいとします。 - 休日中の社員に電話をし仕事を頼んではいけないという意識がある。
上記に当てはまらない会社はブラック企業です。
理解のある会社の場合の電話への対処
会社からの電話に気付かなかった場合
相手はどういう人かよく考えましょう、
あなたが休みだということを知っていて電話してきたのでしょうか?
あなたと近い人でしょうか?
あなたが今日休みだと、前の日に伝えていても相手が忘れて電話してくるという場合もあります。
電話がかかってきたら必ず折り返さないといけないということはありません。
そもそも電話とは相手側の一方的な都合でかかってくるものです。
それに100%対応する必要はないのです。
もう1回着信があったらその時は電話するでいいと思います。
あるいは翌日の朝1に折り返し電話するでもいいと思います。
あなたが電話に気づかなかったことで相手は他の方法で課題を解決したということはよくあることです。
休日にかかってきた仕事の電話が鳴っているのに気付いた場合
気付かないふりをするという方法もあります。
しかし私はそうすると、逆に電話の内容が気になり、落ち着かなくなり、休日が台無しになることがあります。
そんないらぬ不安を抱えるくらいだったら電話に出てしまった方がいいのです。
相手は「お疲れ様です、今電話いいですか?。」といったことを言うと思います。
そして周りの音などからあなたが会社の事務所にはいないことを大抵すぐに相手はわかります。
ここですかさず、
「今日、休みをもらっていますが大丈夫ですよ。」とあなたが今日は休みであることを伝えましょう。
大抵は、これだけ教えて、とか、だったら明日でいいと相手が言ってくれるので用件が済みます。
メールや書類の作成を頼まれたら、ちょっと今日は対応できないといって、休日は対応しないようにしましょう。
社員が休みを取ることに理解のある会社であれば、こういう事は通用します。
社員が休みを取ることに理解のないブラック企業の場合
ブラック企業の場合は、社員が休みを取るとその分仕事が遅れて困るから許さん、という考え方です。
逆に考えると仕事は一切遅らさないでくださいね(笑)(笑)休んでもいいけど。
あるいは
仕事を休んでもいいんですけど、どうするの? まさか仕事は一切遅らせませんよね?
社員を休ませてあげようなんていう感覚はありません。
あなたが仕事を一日休めば仕事は一日分遅れる、当然のことです。
これは電話をしてきた社員が悪いのではないのです。
そういうブラック企業の中で働いていると、そうならざるを得ないのです。
電話に出たが最後、今日中に、あるいは今日の5時までにと、まるで今すぐ会社に出社しろと言わんばかりの内容で依頼事項を伝えてきます。
そしてそうするべき理由をならべたてるでしょう。
これはその会社の文化です。
対策としては、携帯の電源を切っておく、あるいは3回電話が来たら出るなどが考えられます。
しかし3回目の電話に出るということは2回は電話に出ないということです。
そこをガミガミとブラック企業は攻め立ててくるので覚悟しましょう。
この状況はずっと続くと考えられます。
ブラック企業なのですからそう簡単には変われません。社員が休みを取らないことによってかろうじて成り立っている会社なのです。
ブラック企業において、休日に仕事の電話がかかってくることを防ぐ方法はありません。
どうしても耐えられないのであれば、転職するしかないと思います。
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