帰宅後も仕事の不安が頭から離れない人へ 3ステップ解消法

「帰宅した後も仕事のことが不安でたまらない。」

「仕事が頭から離れない。」

この記事はそういう辛い思いをしている人のために書きました。

私も、仕事に関して、不安を常に感じていました。

起きてしまって対応が必要な問題から、起きる可能性のある問題まで、心配し不安でたまらない状態でした。

帰宅後も、休日のレジャー施設でも不安な仕事を思い出し、心ここにあらず。
ふと気付けば家族にあたっていました。

この不安は3ステップで解消するようにしましょう。

仕事の不安を見える化し、行動し、あとは待つのです。

この記事ではその3ステップ解消方法を紹介します。

ステップ1 仕事の不安の原因を明確化する

不安とはどういう状態でしょうか?

  • 悪いことが起きるかもしれないと念のために警戒している状態。
  • 悪いことが起きるとわかっていて怖がっている状態。

あなたの場合はどちらでしょうか?

不安の原因は実は明確になっていることも多いですよね。

それなのに頭の中でぐるぐると不安が堂々巡りし、頭の中を占拠していきますよね。

それは脳がやっぱりその不安な仕事を

「忘れてはいけない。」
「解決するために考えていたい。頭から離してはいけない」、
と思っているからです。

不安な仕事を紙に書く

メモ書きでも、ノートでも構いません。

不安な仕事を紙に書きます。

そしてその隣に、自分はその仕事に対してどうするのか、1行程度でいいので書いておくのです。

何もしない、でもいいですし、
XXさんに状況を聞くでも、
なんでもいいのです。

とにかくどうするのか、自分の行動を一つ選んで書きます。

何かする場合は、それを、いつやるつもりなのかも合わせて書きましょう。

何も書かないのはだめです。

紙に書くという行為を通して頭の中を整理し、不安の原因をはっきりさせることが目的です。

”かみさま”に祈る

私は特に特定の宗教に入っているわけではありませんが、不安の解決に祈りは非常に有効な方法です。
かみさまでも仏様でも、ご先祖様でも、推しアイドルでもなんでもいいのです。

ベッドに入って布団をかぶり、祈るのです。会社にいるのであれば、トイレに駆け込んで祈ってもいいです。

祈るためには不安を具体的に”かみさま”に伝えなければいけません。
かみさまに対してただ、不安だの嫌だの言っても伝わらないのです。

不安の原因をしっかりと説明できるようになるのが目的です。

かみさま、かみさま聞いてください。
と仕事の不安をぶちまけましょう

  • 私は自分が会議開催者にされたのが不満なのです。
  • 私は課題の解決策が見えていないのが不安なのです
  • 私は会議で期待される結果が見えておらず不安なのです。
  • そして、自分で準備した資料が不十分な気がして不安で
  • 私は、会議をどう進めるかいまいち見えておらず不安でして
  • 不安な項目に対して行動をとりたくなくて不安
  • とにかく早く帰りたい

声に出せばベストなのです。

そして「かみさま」に相談してください。
そして「かみさま」役も演じ、自分にアドバイスしてあげてください。

これで何を不安がっていたのかがわかり、どうすればいいかがわかります。

人に相談する

人に気軽に相談できる人だったら、そうするのも不安の解消に有効です。

最初は不安のことをうまく説明できないかもしれません。
人に話すという過程で自分の不安を整理・明確にするのが目的です。

相談された方は、おそらく何かアドバイスをくれると思います。

おそらくそのアドバイスはあなたが思っていることと大して変わらない新鮮味に欠けるものだと思いますが、それでいいのです。

自分の状況を客観的にみることができるので方向性がわかってきます。

ステップ2 不安解消に向けて行動を起こす

仕事が不安の中身が明確になったら次に取るべきは行動です。

仕事の不安が頭から離れないということは

「誰か解決してくれないかな?」
と期待していませんか?

しかしこの人に期待するという状態は自分で何もコントロールできない状態ですので非常にストレスがたまります。

潔く、自分に何ができるのか考え、それを実行してみてください。

厄介ごとに自分から首を突っ込むのです。

怖いですよね~。
めんどくさいですよね。

他人事にしておきたかったのに当然あなたは問題の当事者になってしまいます。

しかし、その仕事がそれほど不安だったのであれば、首を突っ込む前から、あなたは当事者だったのです。

当事者なのに無視をしていたから不安という形で仕事が頭から離れなくなったのです。

そしてその問題に首を突っ込むことであなたはその仕事を進めることができます。

何かに向かって行動しているときは目の前のものに取り組んでいるので、不安がぐっと減ります。

不安という無限の得体のしれないものであった仕事が、

有限の実体のある問題となります。

解決されるべきものになることによって、やがてどこかに着地することができるようになります。

ステップ3 自分ではどうしようもないことは受け入れる

「自分でやれることをやった。」

という状況であればあとは運命に従いましょう。

おとなしく悪い結果を受け入れるように心の準備をしましょう。

悪い結果が起きるとどうなるのか具体的にイメージし、それを受け入れるのです。

こればっかりはしょうがないのです。

「仕事の不備があって、あとで指摘されたら色々とめんどくさそう。」
という不安があったとして、
自分でやるべきことをやったのなら、
あとはもう流れに任せるしかないのです。

かえって仕事が増えるかもしれません。
そしたら残業は増えるかもしれません。でも休日出勤まではしなくてもいいかもしれません。

残業は覚悟する、そうすることで不安に対して決着をつけることができます。

何もしないという選択肢について

自分の不安の原因は分かった。

やるべき行動もわかった。

しかしその行動のことを考えると足がすくんでしまう。

そんなことも仕事をしていればありますよね。

というか、そんなことが殆どでしょうか?

何もしないのは楽ですが苦しい面もあります。

大事なのは何もしないならしないで、「何もしない。」と”決める”ことが大事です。

不安が再び襲ってきても、「俺は何もしない。その結果も受け入れる」と自分を言い聞かせましょう。

それで不安が収まらないのであれば、何か行動をするしかないですね。

仕事の不安の解消法 まとめ

不安はよくわからないもの、直視したくないものの中にあります。

不安を解消するには、

  1. 不安を見える化し
  2. 行動し
  3. あとは受け入れる

結局これしかないのです。

しかし、仕事を不安に感じる状態がずっとに続いているあなた。

もしかしたら今の仕事が合っていないのかもしれませんね。
この状態が未来永劫と続いていくのはとてもつらいと思います。

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もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

けいるん

仕事は人生の多くを占めるものなので真面目にしたいです。   仕事から必死に逃げる毎日に疑問を感じ、家族・ローン持ちながら40代で次の仕事を決めずに会社を辞めました。   業種と職種を変えたかったので転職活動は難航し、1か月無職になりましたが無事就職できました。   現在の仕事には満足。前向き労働とほぼ定時退社を両立。働きぶりを社内表彰されました。 20代に残業が嫌で、ヘッドハンティングで転職。

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