やりたいこと・天職

やりたいことがない人を肯定してくれる偉人の名言やエピソード

やりたいことがなくてもめげない男性

「人生の目標ってなきゃだめ?」

「成功したいと思わなきゃダメなの?」

「日々成長しなきゃダメなの?」

この記事はそんな、
「成功・やりたいこと・人生の目標に向かって時間を使うべき、成長するべき」
という世の中の風潮について行けない人のために書きました。

そういう私もそんな人生の目標なんて大それたものはありません。
燃える情熱・不屈の精神とか言われるとかったるいとしか思えません。

仕事でも、「今年の目標は?何かやりたいことはないのか?」などと言われると、胃がギュッと縮むのがわかります。
こういう時ってちょっとした改善的なことではなく、わりと大きな野望的なことを求められてるじゃないですか。

特にないのでホント返事に困ります。😓

この記事では、
別にさぼりたいというわけではないんだけど、大それた目標がない人を肯定してくれる偉人の言葉やエピソードを紹介します。

ラッセル

他人と比較してものを考える習慣は、致命的な習慣である。

ラッセル幸福論 (岩波文庫)

本来あまり求めていなかったものを、ほかの人がやってることを知ってしまったから、
比べてしまったから、一気にうらやましくなるんですよね。

そして自分が、何かが欠けた存在に感じてしまうわけじゃないですか。

やりたいことがなくても、それが自分だと受け入れられればとても毎日が楽しくなります。

アレクサンダー大王と哲学者ディオゲネスの話

哲学者ディオゲネスとは古代ギリシャの哲学者です。

家を捨てて樽にすみ、服装にも無頓着で「犬のような生活」をしていた人です。
一方 アレクサンダー大王は巨大な王国のトップです。

この二人があった時の話です。

紀元前336年、アレクサンドロス大王がコリントスに将軍として訪れたとき、ディオゲネスが挨拶に来なかったので、大王の方から会いに行った。

ディオゲネスは、体育場の隅にいて日向ぼっこをしていた。
大勢の供を連れたアレクサンドロス大王が挨拶をして、何か希望はないかと聞くと、「あなたがそこに立たれると日陰になるからどいてください」とだけ言った。

帰途、大王は「私がもしアレクサンドロスでなかったらディオゲネスになりたい」と言った。
wikipediaより

相当苦労し、努力し、
最大の権力を持っているはずの大王が何も持っていない人に憧れたんですね。

投資銀行家と漁師の話

メキシコの海岸沿いの村にアメリカの投資銀行家がやってきました。

埠頭には一人の漁師が乗った小さな船が止まっていました。
船の中には大きな魚が何匹が入っていました。

投資銀行家:「やあ、すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」

漁師:「そんなに長い時間じゃないよ」

投資銀行家:「もっと漁をすればもっと獲れるんじゃないのかい?」

漁師:「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だよ」

投資銀行家:「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの?」

漁師:「遅くまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、
女房のマリアと昼寝。 その後は村にワインを毎晩飲みに行って友達とギターを弾くのさ。

これでもう十分、とても忙しいんだ」

投資銀行家:「私はハーバード大学のMBAを取得した人間だ。あなたを助けることができるだろう。

あなたはより多くの時間を釣りに費やすべきであり、それで稼いだお金で大きなボートを買うべきです。

大きなボートで漁をして稼いだお金を元にして、あなたはいくつかのボートを買うことができますよ。

結局あなたは漁船団を持つことになります。
あなたの獲った魚を仲買人に売る代わりに、あなたは直接加工業者に売るでしょう、

結局あなた自身の缶詰工場を開く。
あなたは製品、加工、そして流通を管理するでしょう。あなたはこの小さな沿岸漁村を離れてメキシコシティ、次にロサンゼルス、そして最終的にはニューヨークシティに移動することになるでしょう。」

漁師:「なるほど、そうなるまでにどれくらいかかるのかな?」

投資銀行家:「10年から15年でしょうかね。」

漁師:「へぇ、それからどうなるの?」

投資銀行家:「はっはっはっはっは😁。適切な時期にIPOを発表して会社の株式を一般に売り、そして非常に裕福になれば、あなたは数百万ドルを稼ぐでしょう。」

漁師: 「数百万ドル – ほう、それで?」

投資銀行家:「そしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、遅くまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、
女房のマリアと昼寝。 その後は村にワインを毎晩飲みに行って友達とギターを弾く生活ができますよ。」

英語サイト Four Pillar Freedomより

何のために働くのか、成功を求めるのか改めて考えさせられますよね。

足るを知る

眼の前にあるすべてのことは、満足することを知っているものには理想の世界である。だが、満足することを知らないものにとっては世俗の世界に過ぎない。

[決定版]菜根譚

成長、夢、目標、成功はすべて現在と異なるものですよね。

言い換えれば現在を否定しているわけです。

現状に満足している人にとって現在を多く変えることは望みようがありません。

菜根譚はあまり聞いたことないかもしれませんが、孔子の儒教と老子・荘子の道教、そして仏教の教えをまとめたベスト盤のような本です。
今から400年前に書かれた本です。

サルトル

人間は自由であり、つねに自分自身の選択によって行動すべきものである。

サルトル

フランスの哲学者サルトル(1980年没)の言葉です。

日々成功に向けて努力するのは勝手ですが、それを人に押し付けないでほしいですよね。

人に言われてやりたいことを無理やり作り出しても不幸になるだけです。

レンガ運びが好きな人

あるグループがコロニーを造った。
彼らは個人個人に最も好む仕事を割り当て生産したものは、全員で共有することにした。
コロニーには農場、搾乳所、印刷所、工場や学校など様々なものがあっ た。

そこへ男がやってきて、コロニーに参加した。
男はコロニーにある様々な仕事をしたがどれも3日と続けられなかった。

しかし、試みていない仕事があった。それは煉瓦工場の仕事だった。
焼き上がった煉瓦を窯から取り出し、運び、倉庫に積みあげる仕事だった。

なんと1週間持ちこたえることができた。
彼はその仕事が好きだったのだ。
彼は、何も考える必要もなく、責任もない仕事を一人でやることが、気性に合っていた。

彼は焼き上げる煉瓦がすべてなくなるまで、その仕事に就いていた。
そして、運ぶ煉瓦がなくなったとき、彼はコロニーを去った。

思考は現実化するより要約

成功のための自己啓発書の代名詞、思考は現実化するからのお話です。

この話に登場する男は、成長だの、成功だの、夢だの、さらなる高みを目指す‼って意識してないと思うんですよね。

ただ、ただ自分に合ったことをやっていた。

合っていたことが無くなったから去って行った。

あくまでも自然ですよね。

他にもあったら教えてくださいね。