「仕事を外されたんだけどどうしたらいい?。」
「なんで仕事を外されたんだろう。」
この記事は仕事を外されてしまった人に向けて書いています。
私も仕事から外された経験があります。
しかも次の担当する仕事はまだ決まっていない状況でした。
担当から外されることになっても、あっさりと受け入れた心境。
しかし、逆にこちらから希望の業務を伝えました。
結果、その後の人事異動で、自分の希望業務に配属されました。
その時の体験談を書きます。
目次
担当していた仕事から突然外される
いつものように会社で平和な日々を過ごしていました。
そんなある日、上司に,けいるんさんちょっといい?と呼ばれました。
なんと無く嫌な予感。😟
上司はこう切り出しました
「結論から言うと・・・
担当から外れてもらうことになった。
仕事をAさんに引き継いでほしい」
え?😅、
なんでですか?と私
「君は営業ではないのはわかっているし、一生懸命やっているけど、そもそも”売る気”がない人だと判断した。」
これは図星だったので、固まっていたように記憶しています。
理由は販売意欲が無いから
はい、売る気なんてこれっぽっちもありません。
私の課の通常業務とは別に私は販売戦略構築みたいなものを求められていました。
通常業務だけでおなかいっぱいだった上、販売戦略構築業務は、何をやったらいいかわからなかったのです。
隙間時間でちまちまと残業しない範囲でやっていました。というか殆どほったらかしていました。
もちろん会社の要求は通常業務+販売構築業務なので私が落第なのは納得です。
で、どの仕事を引き継ぐのでしょうか?と聞くと
「全部」という上司。
ええー、仕事から完全に外されるのです。
次に担当する仕事は決まっていない
次は何を?と聞いたところ、
決まっていないといいます。
決まっていないってどういうこと?
「しかしクビではないから安心して、君の能力がもっと生かせるところに配置したい
2,3の腹案がある、決まったら連絡する」
上司は最後に
「まあ、けいるんさんはどっちかといえば営業向きではない理系の人間だもんね」
これを聞いて私はピンときました
担当を外されてもあっさりとしていた私
上司との打ち合わせが終わった後に思いました。
君の働きは悪い、だから担当業務から外れてもらうと言われた時、
私は
「で、次は何の仕事を?。」
とか
「この短期間に色々な仕事を経験させてもらえるなんてありがたいと思う。」
とか言いました
しかも厄介な、今の問題も放り出せるなんてなんてラッキーとまで思いました。
いやいやいや、
ちょっと待てよと、
普通は
「もう少し時間を下さい❗」
とか
「もっとやらせてください❗」
とか言うんじゃないかしら
全く今の仕事にこだわりがない😝
ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタ リーマン ネ
上司もびっくりしたでしょうが私ももっとびっくりしたのです。
仕事に向いていないと判断された
打ち合わせの時、上司は、次の私の仕事は決まっていないと言いながら最後に、けいるんさんは理系の人間だからと言いました。
そして私の大学での専攻を聞きました。大学での専攻も当然理系です。
性格も理系的だと思います
そして、嫌で辞めた仕事も当然理系なのです。
現在の仕事はどちらかと言えば文系です。
なんとか、理系から文系の仕事に転職したのです。
仕事を外される前兆
さて、やはり今振り返ると外される前兆がありました。
私の所属する課に、新しいメンバーが加わりました。
中々感じのいい人です。
私と一緒に私の仕事をするということで新しいメンバーが入社してきたのです。
一緒にやれといわれても、どのように仕事を分担するのかわかりませんでした。
そこで上司にその人とどのように仕事を分担するのか聞いてみました。
「俺も詳しくはわからないんだ、只、上から君の担当分野を補強したいとだけ聞いている。
まあ二人で話し合って決めてくれ。」
でたでたスーパー放置主義😖
そこで、新しく入った人”A”さんに、
「どういう業務をやるか聞いていますか。」
と聞くと、具体的に何も聞いていないとのこと。
Aさんは前の職では、管理職だったようで、幅広く業務をやっていた
業務内容を決めずに入社してきたようです
ムムム
これで、
一体
どうやって、
業務分担を
二人で話せというのか。😑
まずは研修ということで私の仕事内容をAさんに説明しました。
二人で分けるほどの物でもない業務を分担せよとはどういうことかと思いましたが、これが実は担当から外れる伏線だったのです。
嫌な仕事をする部署に異動しないために行動する
上司の最後の発言
「君にはもっと活躍してほしい。社内で議論して、新しい担当が決まったらすぐ連絡するから。」
打ち合わせの後、これが非常に気になりました。
すなわち、連絡を受けるときには、担当する業務は既に決まっているのです。
いやだー、このまま行ったら、普通に理系の仕事に戻される~。
さすがに、担当を外されると言われると、ショックです。😣
私はその日 も は定時で会社を出ました。
少なくとも、理系の仕事に決まった後、通知されるようなことは避けたいと思いました。
恐らく新しい職務の通知の際には、打ち合わせの場が設けられるはず。
そこで断ればいい。
いやいやいやいや、それでも遅い、もう社内調整が終わってしまっていて、再調整するのはめんどくさいから私の説得をされる可能性もある。
先手を打つ
これは・・・先手を打つのだ。先手必勝。
私は会社を出て家に向かう途中に上司の携帯にメールを送りました。
「私もこの会社のどこで自分が活躍できるのか考えたいと思います。」
私の人事には私も絡みますからねというメッセージです。
少なくともこれで、すべて決まった後通知されることはないはずです。
但し急がねばなりません。
翌日の朝、携帯をチェックすると上司からメールが来ていました。
メールの送信時刻は朝1時、
「けいるんさんの可能性はまだまだ広がると思います。今後が非常に楽しみです。」
との返事。
非常に温かみのある言葉でした。
と は い え 、取りあえず転職サイトの経歴の情報の更新を始めた私でした。
希望する部署と希望しない部署を伝えた
数日考え、希望する部署と希望しない部署を上司に伝えることにしました
希望する部署を伝えました。その部署は地味な部署、しかし自分が向いていると思った仕事です
希望しない部署も伝えました。
この部署は私の今までのキャリアを第3者が見ると配属されるのが自然と思われる部署です。
しかし私が転職したのは、この部署で行う業務に自分は興味がないと結論付けたからなのです。
やりたい仕事は何なの?
上司が私の配属先の候補に挙がっている仕事を教えてもらいました。
候補に挙がっているのは、ズバリ私が伝えた、希望する部署と希望しない部署の二つなのでした。
まあ、希望しない部署は予想がつきましたが、希望する部署は意外や意外。
上司は私に特に華々しいというか、社内のみんなをぐいぐい引っ張るようなことを期待していたので
、その地味な部署が上司の中で候補に挙がっているとは考えもしませんでした。
希望しない部署への異動はどう思う?
私が希望しない部署への異動をどう思うかと聞かれました。
私は、
「その部署は、前の会社で経験しており、それに興味を持てなかったので辞めました。
その部署の人たちの仕事は見ていますが、俺じゃなくてよかった~と思ってみています🌠。」
と、伝えました。
ま~我ながら身も蓋もない返事だと思いました。
でもその上司は前に別件で、嫌なら嫌っていえばいいとか言ってたので、素直に自分の気持ちを話しました。
上司はそうかと淡々と事実を受けている状態。
今後何かを本格的に学ぶとしたら何を学びたい?
Σ( ̄ロ ̄|||)
この上司からの質問にはいささかビックリしました。
これって、
「君って何やりたいの?」
ってきかれてることと同じことです。
私にとって恐怖の質問だからです。
しかも向上心がないと答えられない質問です。
普段そんなことは一切考えていないので、ちょっと考えさせてもらうことにし、その場は終わりになりました。
今後何を学びたいか、何をしたいか考える
私は、考えました
何を学びたいか。
あまり考えたことが無いのです。
私は半日考えました。
何を学びたいか、すなわち
何をやりたいか。
おぼろげながら心に浮かぶものがありました。
もっとじっくりと日にちをかけて考えようか?
いや、私の中では何か学びたい物が有るのならとっくに学びだしているはず。
これ以上考えたところで何も出てはこない
私は、強いていうならこれを学びたいというものを二つ答えました。
やや関心がある程度のことです。
どちらも会社の業務とは関連が少ない物でした。
おそらく上司は面食らったことでしょう😆
またもう一つ付け加えました。
それは、この会社のどこで貢献できそうかという所です。
- 自分の興味があり
- 自分のスキルが活かせ
- 会社にとって有用である
この3つが重なる業務を提案しました。但し業務の量としては多くありません
上司はちょっと検討させてくれとのことでした
希望する仕事を考えることは転職活動みたい
上司とのやり取りを振り返ってみると、もうやっていることは転職活動です。
- この部署を希望しない理由は?(退職の理由は?)
- この部署を希望する理由は?
- 今後どのようなキャリアを積みたいですか?
やっていることはこれと同じ😣
苦手な仕事を断った形で落ち着く
上司から、ちょっといい?と久し振りに面談です。
ついにきたか、とさすがに緊張します。
上司は、
「社内で議論した結果、今の形が非常にいい。と評判。
よって当面の間、今の形を続けて欲しい。」
今の形とは商品の販売促進業務の経験が豊富なものの入社したばかりで商品知識のない私の後任 Aさんと、商品販売意欲はないが商品知識が豊富な私が協力し合うこと。
- 売るまでAさん
- 売った後、私。
商品販売意欲がなく、販売促進業務を放置していた私からすると、今までの業務に戻ることで変動なしなのです。
会社の期待に応えられる仕事は継続し、答えられない仕事は外されたのです。
担当から外れることができずがっかり
今までの業務を全て引き継げるとなると、内心ニヤリとしたところもあります。
どんどん引き継いで身軽になったものが、また全部帰ってくるのです。
今の会社で培った事が評価されたのはうれしくもあります。
先行きの見えなかった今の状況が改善されたのもよかったことです。
また、そこそこ、こなれてきた今の仕事ではなく、仮に会社を変えることなく別の仕事ができるのであれば、それはそれで新鮮味を感じることはできたと思います。
もちろん不安も感じるでしょうが。
仕事から外れることができず、がっかりしました。
2か月後の組織変更で、提案した仕事に配属される
また人事異動することになりました。
上司の上司の上司、から呼び出しがありました。
あー、けいるんさんさん、ちょっといい?ごめんね
こう言われ別室に呼ばれた私。
「今回、色々組織を変えることになりました。
またの人事異動で悪いんだけど、今後はこういう仕事が会社に必要なのでやってくれない?」
と言われました。
その仕事の内容には以前の仕事から外される話がでた時に、求められてもいないのに自分がした提案が反映されていました。
仕事の内容は微妙に違うんですが、どう見ても自分の提案が考慮されています。
しかし今まで会社になかった仕事で、私も当然未経験。
うおー、めっちゃ反映されているやん。そんな感想。
最後に
この記事は私が担当を外されてから会社での居場所すなわち会社に貢献できる場所を探すまでのお話でした。
この長い記事を最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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