給料が少ない。
もう少し贅沢したいけど家計はいつも火の車。
嫁さんには給料が少ないことをチクリチクリといわれるし。
子供を産んでも育てられるか、学校に行かせるお金だって必要です。
給料を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
しかし、今のご時世ちょっとやそっとでは給料は上がりません。
給料を上げるには大きな変化が必要です。
仕事で大きく活躍するか転職をするしかありません。
目次
みんなどれくらい給料をもらっているの?
まずは普通の給料を見てみましょう。
年齢階級 [歳] | 賃金 [千円] | |
---|---|---|
男 | 女 | |
2 0~2 4 | 210.5 | 202.5 |
2 5~2 9 | 248.1 | 225.9 |
3 0~3 4 | 289.0 | 241.6 |
3 5~3 9 | 324.1 | 254.0 |
4 0~4 4 | 358.7 | 262.4 |
4 5~4 9 | 394.7 | 268.2 |
5 0~5 4 | 424.0 | 270.0 |
5 5~5 9 | 412.2 | 262.9 |
6 0~6 4 | 294.1 | 224.3 |
6 5~6 9 | 261.0 | 220.1 |
平成29年賃金構造基本統計調査 結果の概況 厚生労働省 より抜粋
上記はフルタイムで働く人のデータで、正社員、契約社員といった雇用体系の人も含む平均値です。
6月分の給料です。残業や、ボーナス、休日出勤手当などは入っていません。
手取りではなく支給額です。
自分の給料がこれより高ければ、嫁さんにこの値を説明し、胸を張ることができます。
低ければ黙っておきましょう。
新入社員として会社に入り、普通に働いていれば大体この範囲の給料になるはずです。
大企業や、金融業界で働く人の給料は高い傾向にあります。
給料が高いのには理由がある
おれも大企業に入れてたらいい給料がもらえてたのに。
そう思う人もいるかもしれません。
しかし、大企業の方と一緒に仕事をしたことがありますか?
大企業で働くのは大変です。
平社員でも非常に多くの仕事の責任を負わされ、派遣社員をつけてもらい仕事を回していくのです。
そして、上層部から求められているハードルの高い目標値を満足していかなければいけないのです。
仕事を丁寧に教えてくれる先輩社員などいません。先輩社員にもそんな余裕などないのです。
自分で考えて責任を取って行かなければいけません。
ハードルの高い目標値を達成し続けられる人が残れるのです。
しかし大企業は新入社員が毎年たくさん入ってくるのです。そして彼らは優秀な人たちばかりです。
彼らとの競争が始まるのです。
社長を筆頭に組織はピラミッド構造になっています。
昇進して就くことのできるポストの数は限られています。
目標値を満足するだけではなく他の社員よりも優秀でなければいけないのです。
毎年多くの新入社員が入ってくるので昇進できない人を雇い続けることができません。
昇進できない人はどんどんと関連子会社に飛ばされていくのです。
そして昇進できた人は高い給料を得られますが、そうでないひとの給料は少ないです。
大企業とはいえ高い給料をもらうのには理由があるのです。
給料はほとんど増えない
そして給料はここ20年ほとんど増えていません。
頑張って働いたところで給料は少ないままなのです。
少ない給料を上げるにはどうすればいいのか
どうすれば給料は上がるのでしょうか?
その時に、会社からすれば従業員の給料を増やす必要は特にないこと理解しておきましょう。
そして従業員はみな頑張って働いている。皆苦しい状況を歯を食いしばって何とか乗り切ろうとしている。
それは会社からすれば当たり前のことなのです。
そして給料は社内規定で決まっているのです。
給料はその社内規定にのっとってしか上がらないのです。
今の少ない給料は極めて妥当な額であるということをまずは認識しましょう。
出世する
給料を増やすには出世です。
一番の王道です。求められることと責任が増えますが、会社があなたに大きな責任を任せてもよいと判断したということの証なのです。
とはいえ、あなたがどれだけ目立つ活躍しても必ずできるとは限りません。
ポジションが空いた時に、出世する可能性が出てきます。
働けど働けど出世できないという話は世にあふれています。
確実性は非常に低いです。
手当をもらう
もし資格を取ることで資格手当がもらえるのであれば、資格を取りましょう。
しかし自分がわざわざ取ることができる資格が給料を大きく増やすということはあまりないでしょうね。
残業手当が期待できるのであれば残業する。
続けられるのであれば、給料を増やすことができます。
まあ残業代込みでも給料が少ないという話かもしれませんね。
転職して給料を上げる
給料上げる方法で確実が高いのは転職することです。
要は自分をオークションに出すという感覚です。
フリーエージェント宣言のようなものです。
あなたのスキルが欲しいという企業が複数あれば、給料も大きく増える可能性は高いです。
プロ野球選手も記者会見で、その球団を選んだ理由として自分を一番高く評価してくれたからと言いますよね。
給料の額を確認してから転職することになるので、確実に給料が増やせます。
高い給料が欲しい、という志望動機は企業からしても納得しやすいので転職の理由としては十分です。
誰もが認めるような出世に値する活躍をしなくても給料が大きく増えるのは転職だけです。
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