「仕事辞めたいけどこんな理由でいいのかな?」
「みんなの仕事を辞めたい理由はなんなんだろう?」
「自分の仕事を辞めたい理由は理解されるだろうか?」
この記事はそんな、仕事を辞めたいけど理由に自信がない人に向けて書きました。
そういうわたしも仕事を2回辞めました。
20代で辞めた理由は残業まみれの生活でした。
40代で辞めた理由は仕事がただの苦痛になったことでした。
この記事ではみんなが仕事を辞めた理由と仕事を辞めたい理由の周囲の人への説明のし方を書きました。
目次
男性・女性が仕事を辞めたい理由の違い
それでは男性の仕事を辞めた理由を紹介します。
![仕事を辞めた理由 男性](https://tensyoku-katsudo.com/wp-content/uploads/sihotoyametariyuu-otoko.png)
男性の仕事を辞めた理由 [%]
続いて女性が仕事を辞めた理由です。
![仕事を辞めた理由 男性](https://tensyoku-katsudo.com/wp-content/uploads/sihotoyametariyuu-onna.png)
女性の仕事を辞めた理由 [%]
厚生労働省平成 29 年雇用動向調査結果を元に作成したグラフです。
定年や契約の終了、出向等の会社都合的な理由は含めていません。
男女ともに仕事を辞めた理由の一位は労働時間・休日等の労働条件が悪かったことです。
低い給料も男女ともに仕事を辞めたい理由として高いです。
”職場の人間関係が好ましくなかった”理由で退職した人は女性に多いですね。
”会社の将来の不安”を理由に仕事を辞めた人は男性に多いです。
労働時間が多く、休みが取れない
仕事を辞めたい理由で男女ともに一位だったのは長い労働時間です。
「仕事をするために生きてるんじゃない‼もう疲れた。」
「とにかく休ませて。」
「これじゃ、奴隷。なんだか馬鹿らしくなった。」
そんな心の叫びが聞こえてきそうです。
この理由は前回の調査よりも男性は2.9ポイント、女性は2.4ポイント上昇しました。
男性女性ともに前回の調査よりも2ポイント以上上昇したの唯一の理由です。
わたしも残業だらけの毎日と休日出勤の生活が嫌で仕事を辞めたことがあります。
ブラック企業は弱い立場の従業員から搾り取ることで会社を成り立たせようとせずに、従業員が残業しなくても利益を出せるように考えてほしいですね。
長い労働時間が理由で仕事を辞めたくなる人は30歳未満で多いです。
中年男性の場合、なぜか40歳から44歳の人たちだけが長い労働時間が一番多い理由で仕事を辞めています。
欲がフッとなくなる年代なのでしょうか?
「労働時間が長すぎる。」
という感覚は人それぞれ異なります。
新しい会社の人が納得する理由かどうかわかりません。
職種や業界の労働時間・休日の情報を集めましょう。
厚生労働省のサイトへ労働時間分布
職場の人間関係を変えたかった
「この人がいる会社で働くのは無理‼。」
仕事を辞める理由で多くを占めるのに他人に理解されにくいのが、この人間関係ですね。
男性では仕事を辞めたい理由の上位には入ってきませんが、女性では理由の上位です。
特に30代以降の女性で高い割合を占めています。
わたしも経験した3社全てで人間関係の問題がありました。
よっぽどの狂人に被害にあったのでない限り人間関係の問題は新しい環境でも起こり得ます。
新しい会社には仕事を辞めたい理由として人間関係を挙げるよるのはやめましょう。
新しい会社に惹かれたので今の会社を辞めるというストーリーにしましょう。
給料が低い
「この給料ではやってられない。」
給料が低いのは依然として仕事を辞める理由の中で高い割合を占めています。
割合が一番高いのは30代前半の男性です。
まさに結婚適齢期ですよね。
結婚を機に高い給料を目指し転職するというのはみんなの理解も得られますよね。
女性では20代後半で多くの人が給料の低さを理由に辞めています。
こちらも結婚適齢期ですよね。
結婚よりキャリアを選ぶ女性がこの年齢で転職を行うのでしょうか?
自分が仕事を辞めたい理由をはっきりさせよう
さてこれまでみんなの仕事を辞めたい理由を見てきました。
ところで、あなたの仕事を辞めたい理由は何でしょうか?
これをはっきりさせましょう。
なぜならその理由こそが次の会社を選ぶ基準になるからです。
きっと色々あるのではないでしょうか?
「残業はうんざりだし。無能な上司に振り回されるのはごめんだし、ほかには・・・。」
ちょっと待ってくださいね✋。
ここでは愚痴を言うのではなく、仕事を辞めたい理由をはっきりさせることが大事なのです。
どこの会社にも残業はさせられるでしょうし、
嫌な奴はあなたの近くに必ず一人は現れるでしょうし、
どの会社の将来も多かれ少なかれ不安です。
あなたが会社を辞めてまで解決したい問題はなにか?
いっぱい浮かぶのであれば、紙に書きだしてランク付けをして1番の理由を選んでください。
”なぜ?”を繰り返し辞めたい理由を深堀りする
そしてランク付けした理由に対して”なぜ?”を繰り返して自問自答してください。
そうすると本質的な辞めたい理由が見えてきます。
毎日全然家に帰れないから会社を辞めたい
↓ 何故?
夕方になって期限が明日の仕事毎日入ってくる
↓ 何故?
自分の部署はそういう部署だから
↓ 何故?
自分の職種がそういう職種だから
「ガーン」
この場合、仕事を辞めたい理由は
「毎日、家に全然帰れない。」
ではなく、
「職種を変えないと毎日、家に全然帰れないから。」
ということになりますよね。
そして、
会社を辞めるのではなく、まずは社内で部門異動する方向でやってみるという案も出てきます。
聞く人になったつもりで辞めたい理由を深堀りしていく
今回の”なぜ”を繰り返した辞めたい理由の深堀をすることは、自分の仕事を辞めたい理由を聞く人の疑問に答える流れになっているんです。
試しに自分が面接官になったつもりで想像してみましょう。
あなたが「俺を雇え。」と面接に来た。
辞めた理由を聞いたら、毎日夕方から期限が翌日の仕事に対応するのに疲れたからだと答える。
面接官は
「うちも同じですが(笑)(笑)(笑)
で、なんでうちに来たんだろう?
こいつ、ちょっと何言ってるかわからないな。」
と、サンドウィッチマンの富澤が登場したらアウトです。
自分が納得できるまでもっと深堀しましょう。
仕事を辞めたい理由をどう伝えるか
仕事を辞めたい理由を人に説明するときにもちょっとした注意が必要です。
基本的には相手に配慮して理由を加工する必要があります。
奥さんへの説明
生活を共にする奥さんへの辞めたい理由の説明は素直に行ってもいいです。
嘘ついたってばれますからね。😅
本音を語ることで奥さんに、
「それならしょうがないね。」
といってもらい、転職活動の味方になってもらいましょう。
新しい会社への説明
一番気を使わなければいけないのは、新しい会社への説明です。
ネガティブな退職理由を何も考えずにいうのは危険です。
仮に残業が多くて仕事を辞めたい場合。
残業がどれくらい多かったのか具体的に説明しましょう。
相手の人が「確かにそれはひどいね。」と理解を示してくれそうなほど多い残業であれば大して問題にはなりません。
そして新しい会社に惹かれた理由を考えだしましょう。
「今から逃げるため。」ではなく「新しいことをするため。」を理由にしましょう。
今の会社への説明
まとめ
仕事を辞めたい理由は人さまざまです。
人に理解されやすい理由もあれば、されにくい理由もありますよね。
何に重きを置くかはもうその人次第なんです。
結局、自分がしっかり辞めたい理由をわかってるかどうかなのです。
自分さえしっかりわかってれば自分の仕事を辞めたい理由は自信を持って語ることができます。
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