「無職になったって人生なんとかなるよ、でもやっぱり不安。」
「今の仕事続けて体壊すよりは一時的な無職を考えた方がいい。」
「無職になったら、どうやって乗り切るの?」
この記事はそんな、再就職のために一時の無職を視野に入れて人生の立て直したいサラリーマンに向けて書きました。
そういう私も40代で辛い仕事から逃れるために、無職を1カ月ほど経験しました。
無職も、過ぎてしまえば人生の1シーンでしかありませんでした。
そんな無職生活をどう乗り切るかを書きたいと思います。
目次
私も無職生活はなんとかなった
私は40代で仕事を辞めることにし転職活動を始めました。
仕事をしながらだと遅々として進まない転職活動に嫌気がさし、転職活動に集中するため会社を辞めました。
有給の消化が1か月あったので履歴書上の無職は1カ月でしたが実際は2か月の、無職生活を送りました。
家族と子供がいる状態での無職です。
転職活動というか就職活動のための無職でしたが、仕事を辞めてみると、
「なんでもっと早く辞めなかったのか。」
「なにをあんなにあの会社にしがみついて苦しい生活を送る必要があったのか」
と早く会社を辞めなかったことが悔やまれました。
結局、地道に転職活動を続け、応募した企業は61社に上りましたが別業界の別の職種に就職できました。
無職を乗り切るために利用したい制度
雇用保険(失業保険)
失業給付金などとも呼ばれたりもしますが、失業中にもらえるお金の代表的なものです。
失業したらすぐにもらえるわけではなく、条件はいろいろありますが離職から90日経ったらもらえるようになります。
支給額の上限値は日額で
- 30歳未満
- 6760円
- 30歳以上45歳未満
- 7510円
- 45歳以上60歳未満
- 8265円
- 60歳以上65歳未満
- 7096円
あくまでも就職の意思やそのための努力をしているための人の制度です。
参考サイト雇用保険 基本手当について
国民年金保険料の免除制度
無職になると会社で入っていた厚生年金にいる事ができなくなり、国民年金に加入することになります。
国民年金の1月あたりの保険料は16610円です。(令和3年度)
これを免除することができます。
受け取る年金額も減りますが、将来の年金より今月の現金です。
無職にはありがたい制度です。
参考サイト国民年金保険料 免除について
ハローワーク
ハローワークは仕事を探すための公共のサービスで、無職の人は必ず利用するところです。
職業相談にも乗ってくれます。
無職になってしまったら、離職票が手元に無くても行ってどうするべきかアドバイスをもらう方がいいです。
参考サイトハローワークへ
住居確保給付金
無職の人が家賃を3か月間、払ってもらえる制度です。
世帯全体の収入額や金融資産の額が支給条件になります。
生活保護
資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。(支給される保護費は、地域や世帯の状況によって異なります。
しかし働くことが可能な方はまずはその能力で働くことが求められます。
基本的にお世話になることがない制度です。
求職者支援制度
雇用保険を受給できない人や収入が一定額以下の在職者の方などが、月10万円の給付金を受給しながら訓練を受講できます。
給付金の支給要件を満たさない場合であっても、無料の職業訓練を受講できます
>厚生労働省 求職者支援制度
実家
無条件で生活のサポートをしてくれるのは実家だけです。
体をぶっ壊すまで働くくらいなら見栄を捨てて実家にすがりましょう。
子供がかわいくない親はいません。
実家に転がり込まなくても、金銭的なサポートなど、短期間であれば親も助けてくれるのではないでしょうか?
無職をなんとかするために心がけたいこと
健康的な生活
規則正しい生活をし、適度な外出、3度の食事をとり、清潔を心掛けましょう。
だらしない生活を続けていると不健康なオーラが身に付き、面接での印象が悪くなります。
精神も健康に
心や体がぶっ壊れそうな職場で長期間働いていると、人をうらみ、嫌悪し、馬鹿にし、見下し、といった「チクチク言葉」が頭の中に渦巻き続けている状況になります。
そうやらないと自分を保てないからです。私もそうでした。
しかし、もう前の職場に戻ることはないのですから、過去に執着するのではなく、新しい人生のためにエネルギーを使いましょう。
自分の人生を考える
常に仕事に心を占拠されている状態だと、目の前の仕事を処理することだけで時間があっという間に過ぎてしまいます。
無職期間中は時間があるので、自分が今後どういう人生を生きたいのか、どういう仕事をしたいのか、仕事に何を求めるのか考えてみましょう。
無職は続けられない
無職はあくまでも一時的なものであると認識するべきです。
何もかもほっぽり出して>路上生活でもできれば楽だと思うかもしれません。
しかしよくよく考えれば路上生活なんてとても続けることはできませんよね。
アウトドアのキャンプだって1日で十分です。
仮に空き缶の収集でもして暮らすさ、とおもってもああいうものは縄張りとかあるようです。
場合によっては、路上生活を続ける者同士、チームを作って役割分担をして、空き缶を集めたりするそうです。
チームですから当然上下関係が発生し、取り分も上の者が決めることになります。
会社で働くのと大して変わりはないのです。
当然アウトローの世界ですから、ルールも何もあったものではありません。
しかもまともに稼げません。
夏はエアコン、冬は暖房の生活に慣れた人にとってはとても耐えられないので、無職を続けられるのは強靭な鉄の心臓を持った人だけだということになります。
無職は3カ月以内に脱出せよ
転職エージェントから聞いたのですが、無職を3カ月以上続けると就職は一気に難しくなるそうです。
3カ月以上無職だと企業はその人を「そもそも働く気のない人。」と見なすのだそうです。
それに歩調を合わせるかのようにハローワークの失業給付がもらえるのは退職して4カ月目からです。
3カ月たってもどうしても就職できないのであれば、派遣でもいいのでまずは働きましょう。
そして次に正社員を目指すようにしましょう。
無職を4カ月続けている人より派遣として働いている人(履歴書上は無職の期間があっても)の方が受け入れやすいです。
例えば、技術職に応募するとしてホントは技術の仕事がしたかったけど仕事が無くて生活のため今は派遣で働いていると言われれば、納得はできますよね。
無職のデメリット 世間に認められていない
無職は魅力的に映りますが、巨大なデメリットがあります。
とにかく世間に認められていないのです。
そしてあなたもそういう認識を持っていらっしゃると思います。
人の目が気になってきます。
「あの人、昼間から何やってるんだろう、え、もしかして無職www」
と思われているのではないか?
と被害妄想が出てきます。
そして収入がないのでちょっとした予想外の出費にびくびくします。
そういうことの繰り返しからくる自信の喪失、これが何よりも怖いです。
それが性格のゆがみを招き自己弁護を繰り返すような考え方や発言が身に沁みついてきます。
時間とともにそれは増え、面接はますます落ちやすくなります。
なので、3カ月の無職ですらギリギリなので早く何らかの仕事についておいた方がいいです。
体や心を壊しそうな会社からの脱出という当面の課題はクリアできたわけですから。
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無職からの脱出はもちろん在職中に利用し転職先を決めてから安全に会社を辞めるのにもうってつけのサービスなので利用しないのは損です。
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