ヘッドハンティングの場合 給料どれくらい増える?アップ額と条件

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給料を確認するヘッドハンター 転職する

「ヘッドハンティングされた、この機会に給料を増やしたい。」

「ヘッドハンターに希望の給料を聞かれたけどなんて答えたらいいんだろう?」

この記事はヘッドハンティングで転職すると給料どれくらいもらえるのか知りたい人に向けて書きました。

そういう私も20代の頃にヘッドハンティングされて転職した経験があります。
日系企業から従業員が10人に満たない外資系企業の日本法人に転職しました。

私としては珍しく強気の交渉をしたおかげで、給料は28%アップしました。
転職後の給料は20代としては高い部類に入りました。

この記事ではヘッドハンティング先に給料上げてもらうための条件を紹介します。

ヘッドハンティングだとどれくらい給料上がるのか?

ヘッドハンティングされたのであれば+20%くらいは最低の給料として要求してもいいと思います。
現在400万であれば480万
現在500万であれば600万。
ヘッドハンティングの場合だと少なくとも20%は欲しいですね。

私は最初35%の給料アップをお願いしましたが結局 28%の給料アップで合意になりました。

しかし下に書く様々なことを考えなければいけません。

相手企業に気に入ってもらうのが第一歩

メロメロになった転職先
あなたがまず行うのは相手企業にあなたを採用したいと思ってもらうことです。

いいものがあったら多少高くても欲しくなりますよね。

そのためにしっかりと自分のできることをアピールしましょう。

できないことも知ってもらった方がいいです。

欠点も知ってもらうことで期待されて入社したのと現実に大きなギャップがあるとお互いに不幸になります。

私はできる仕事を説明しましたが、できないこともひたすら説明し続けました。
それはできません、あれもできません、もしこれを求められたらできません、こんな状態でした。

相手の期待値が高そうだったからです。

結果として雇ってもらえたのは私という商品の全体像が分かったからだと思います。

給料の規定はどれくらい強いのか

給料は会社の規定によって決められます。
それがどれくらいの影響力を持つのかによって給料のアップ額は変わります。

高い給料をもらうには採用してもらう会社の採用担当や社長だけではなく、極端な話全従業員が納得できるものである必要があります。

大会社で働くのであれば厳しい給料の規定に合致している必要があります。あなたの要望が入り込む余地は一切ないでしょう。

社長が独断で決める会社であれば要望はそこそこ認められるでしょう。

私の場合は、既定ではなく周囲の社員とのバランス上これ以上は払えないと言われました。

自分はどれくらいレアキャラなのか?

個性あふれる人の転職
価格は需要と供給で決まりますよね。給料もそれに当てはまります。

供給の多いものには相場が存在します。価格は相場をネットで見ればわかります。
しかしレアなものには相場がありません。
なので双方が話し合いによって価格を決めます。

  • 自分は新しい会社でどれくらいレアなのか
  • 自分は市場でどれくらいレアなのか

により給料の増加額が決まります。

私の場合は、もともとの会社では社員3000人で50人の部署のうちの一人でした。
レア度はほとんどありませんね。

新しい会社は外資で巨大ですが、日本で社員10名おらず、部署としては一人目の社員という状況でした。
私に実務を教えることのできる人はいませんでした。

新しい会社ではレアな存在で、今ほど転職も一般的ではなかったので、そんな会社に入ろうとする人もレアな時代でした。

仕事が忙しく面接に行く時間を私がとれないということで、3度の面接はすべて私の家や職場の近くでやってもらいました。

それほどレアだったのです。

今の給料と新しい会社の給料を総合的に把握し比較

給料を正しく把握しましょう。
残業や手当、ボーナスや定期昇給、またずっと今の会社を辞めずにいればもらえる退職金も含めて考えます。
新しい会社の給与体系と比較します。

残業は出るのか、退職金はあるのか、手当にはどんなものがあるのか、ボーナスはどれくらい出るのか?
何が経費として認められるのか?
退職金やボーナスの計算の基点は何か?

それらを全部ひっくるめ今の会社と新しい会社の年収で比較します。

給料交渉の方法

給料交渉が成立
自分の希望額を言い、それより1円でも下がるのであれば今回の話は無しと相手に伝える方法。

最終的に受け入れられる金額よりも多めの希望給料を伝え、様子を見ながら徐々に下げていく方法。

いずれにせよ大事なのは最初に提示する希望の給料です。

また高い給料を獲得するのに有効なのが、別の会社にも応募しておくことです。
二つの会社に競合させるのです。

実際に行くつもりのある会社に応募し競合させるのがポイントです。
行くつもりもないのに給料を釣り上げるためだけに別の会社に応募するのは事態が複雑になるだけです。

わたしは別の会社の選択肢を一切考えていませんでしたが、あとで後悔しました。
自分の相場観がわからなかったからです。

私の場合は、給料交渉はヘッドハンターが窓口でした。

ヘッドハンターに欲しいと思う額をなんぼでも要求していいと言われました。

+35%を要求しました。
ちょっと高いかなと思いましたがギリギリ相手も許容するだろうし自分も納得できる金額でした。

数日たち、ヘッドハンターから連絡がありました。
先方は+22%までしか出せないといいました。

その給料ではそんな先行きの怪しい小さな会社に怖くて転職できないよという旨を伝えました。

結果+28%で落ち着きました。

給与交渉におけるヘッドハンターの立ち位置


ヘッドハンターはヘッドハンティングによる転職が決まったら、転職した人の転職後の給料に応じて手数料をもらいます。

なので高い給料で転職してもらった方がうれしいのです。
しかし高すぎると企業が雇ってくれません。
なので双方の妥協点を見つけなければいけないのです。

直接は企業に言いにくいことでもヘッドハンターには素直な思いを伝えましょう。

ヘッドハンターにとってのお客は企業です。あなたのヘッドハンティングは一つのプロジェクトです。

ヘッドハンターにとってはあなたが入社するだけでなくその後も活躍してくれることが大事です。
そうすることでまた別のプロジェクトもよろしくと企業にリピーターになってもらいたいのです。

待遇でわがままを言わないように注意

ヘッドハンティングによる転職は招かれて始まるためやや強い立場をとってしまいがちです。
あまり欲張らないことです。

相手の会社にも給与体系などの社内ルールがあるのです。
実際活躍するかどうかわからないあなたに給料や特別な待遇をするのは企業にとって大きなリスクで、他の社員にも示しがつきません。

企業が折れまくってあなたの希望の給料を払うとあなたへの期待はさらに膨らみます。

その期待を十分に満足できないと会社での居心地は悪くなります。

入社時の年収を50万増やすためのエネルギーを、その会社で活躍できるかどうか見極めるために使いましょう。

ヘッドハンティングは、自分は何もしていないのに転がり込んできた出来事です。普通の人にはない話です。
話が来ただけでも非常に幸運で感謝するべきなのです。

謙虚に振る舞いましょう。

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いいか悪いかは相対的なものなので比べるしかないのです。
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