転職活動のやり方がわからないサラリーマンへ おすすめの方法を紹介

転職活動は具体的に何からやったらいいの?
転職活動は一人でそっと始めるもの。わからないことだらけですよね。

やみくもに始めても時間ばかりたって、焦りと迷いに苦しみます。

そうならないためには、軸をしっかりと固める必要があります。

活動前の準備でしっかりと自分と向き合い仕事を辞める理由と転職の目的をはっきりさせることに時間をかけることをおすすめします。

4か月間転職活動を続けて学んだ経験をもとにその方法を紹介します。

転職活動の流れ

転職は人生の中で非常に大きなイベントです。
しっかりと向き合いましょう。
転職活動のやり方の流れは非常にシンプルです。

  1. 準備をする
  2. 転職サイト、エージェントを使い行きたい会社を探す
  3. 必要書類を作り応募をする
  4. 書類審査が通ったら面接を2,3回する
  5. 内定が出たら、退職の手続きを始める

この間、約4か月弱です。


手順としてはアルバイトに申し込む時と大きくは変わりません。

あきらかに面倒なことが増える

しかし、転職活動するとなると普段の平和な日常に対して、今まで必要のなかった、めんどくさいことを、たくさんすることになります。

  • 志望動機を考える
  • ネットで求人情報を探す
  • 職務経歴書を書く
  • 自己PRを書く
  • 面接に行くために有給をとる

ちょっと考えただけでこれだけ出てきます。
日常に対する変化だらけなのです。

普段よりも”考える”という作業が多くなります。

最も大事な転職活動前の準備のやり方


これだけめんどくさい、転職活動をするのであれば、早速準備をしましょう。

仕事を辞める理由を再確認する

仕事を辞める理由をきちんと考えてみましょう。
そもそも何で辞めたいのか、
何が嫌なのか、

新しい会社で同じ問題は生じないのか?

不満を羅列することではありません。
会社を辞めて、めんどくさい転職活動を始めるに値する、仕事を辞める理由を確認します。
一つかもしれませんし、5個あるかもしれません。

不満はどこの会社に行っても生じます。
完璧な会社は存在せず、どの会社にもいいところも悪いところも変な所もあります。
会社が変わっても新しい問題が生じます。

そしてその問題は予測できません。

また会社を辞める理由は色々な所で色々な人に何度も聞かれることです。
あなたは何度も何度もそれを答えることになります。

よほど演技が上手い人でない限り、自分にとって不自然な発言は相手にもわかります。
それは転職の成否に直結します。

人から変だと思われても自分が胸をはって言える会社を辞める理由を確立しましょう。

転職の成功とは何か

続いて転職を成功させるために、転職が成功するとはどういうことか考えましょう。
転職の成功とは別の会社に入社することではないはずです。

会社を辞めることにした理由、すなわち、あなたにとって、必ずしも解決しなければならない問題が解決される会社にはいること。

自分はどういう会社、仕事を希望するのか、確認しましょう。

会社に求めることは必ず複数あります。
給料、名声、役職、やりがい、通勤時間、残業時間、仕事の内容、...
優先順位をつけましょう。

どういう会社を希望しているのか、

これも転職活動中に、色々な人から何度も何度も聞かれ、あなたが答えることになります。

紙に書き出し、読み上げる

会社を辞める理由、次の会社に求めること、そして優先順位。

これらを紙に書きだします。

自分がインタビューされたつもりで、会社を辞める理由と新しい仕事に求めることを文にしてください。

私が会社を辞める理由は~~だ。
〇〇が××である会社に入りたい。

どうでしょう?
しっくりきますか?

ここが自分でしっくりこないと、後々、かなりぶれて迷うことになります。
希望の会社がわからなくなります。求人票を見ても、いい案件だか悪い案件だかわかりません。
迷ってる時間が増えることになります。

ここがしっくりしていても、後々ぶれて迷うのです。、

何も活動をしていない今の段階でしっくりこないと、なおさらなのです。

転職活動に失敗したときにどうするか考えておく

最後に転職活動に失敗したときにどうするかを、考えておきましょう。
今の会社に何事もなかったかのように残るでもいいですし、実家に帰るというのもあるかもしれません。

自分が許すことのできる最悪のシナリオを想定しておくことで、失敗の恐怖が和らぎます。

転職活動は自分が提供するサービスを売り込む営業活動

転職活動で知っておいてほしいのは、転職活動は営業活動であるということ。

  • あなたは営業担当。
  • 取り扱う商品はあなたが提供できるサービス。そしてサービス価格は非常に高額
  • お客様は転職先の会社です。

口下手だから、世間話なんてできない、愛想笑いはしない主義、営業なんて向いてない。

向いていても向いてなくても、転職活動は営業活動です。
自分が提供できるサービスの良さを最大限にアピールする必要があります。

転職先の会社はあなたを、今抱えている問題から救うための存在ではありません。

あなたが提供できるサービスが自社にとって役に立つのか、価格は妥当か、取り扱いやすいものか、長く使い続けることができるか、そういったことに関心があります。

当然競合がいます。

転職先の会社はあなたの提供するサービスを他の応募者と比較し、判断します。
もし応募者があなただけだったら、企業は大慌てで他の応募者を集め、最善なサービスを買うように比較を始めるでしょう。

人に伝えるおすすめのタイミング

転職活動をしていることを人に言いたくなってしまうことがあると思いますが、いつ、伝えるべきか

会社に伝えるタイミング

会社に伝えるタイミングは転職先が決まり、内定通知が出てからです。

全て決まった後に事後報告として伝えることになります。

転職活動していることをにおわせて、労働条件を良くするようなことは考えない方がいいです。

今の会社を辞めずに条件を良くしたいのであれば、初めからそのように行動した方がいいです。


家族に伝えるタイミング

家族に転職活動を伝えるタイミングは”転職活動を始める前の準備”で書いた、仕事を辞める理由と、目指す転職先のイメージをすらすらと胸を張って言える段階になってからです。

あなたが、仕事を辞めようと思うと家族に伝えると、真っ先に飛んでくるのが

え?なんで?

どうすんの?
と質問が矢継ぎ早に飛んできます。

すらすらとそれが言えないと、奥さんやご両親をいたずらに不安にさせるだけです。

奥さんやご両親がそれなら、しょうがないねと納得してもらえないような状況で、転職先の面接官を納得させることはできません

転職エージェントとコンタクトするときに知っておくべき事

いざ、転職活動を始めると、転職エージェントと接することもでてきます。
彼らは非常に強力な味方になります。
しかし100%同じ方向を向いているわけではありません。

転職エージェントの目的はあなたが転職する事

彼らの目的はあなたが別の会社に就職することです。
あなたが無事就職できた場合には就職先の会社から紹介料をもらえます。

そして毎月、何件転職を成功に導くことができたか、
常にノルマに追われています。
あなたの転職成功は転職エージェントの成功につながります。
彼らは必死にあなたの転職をサポートしてくれます

転職エージェントはボランティアではない

その一方、転職エージェントは常に膨大な数の転職希望者とコンタクトをとっています。
すると自分のノルマ達成のために、自分の生活を守るために成功しやすい転職希望者の転職活動を優先的にフォローすることになります。

彼らがあなたとコンタクトする時、彼らはあなたの転職が成功しそうかどうか冷静に分析しています。
あなたの転職に成功の見込みがどれくらいあるか、
そのために自分のリソース(労働時間)をどれくらい注ぐ必要がありそうか?

あなたとの会話の中で、仕事を辞める理由と次の仕事に求めていることから、
難易度の高い転職志望者と判断されると、彼らはあなたをサポートするより他の転職者をサポートした方が効率的だと判断します。
ボランティアではないので当然です。

あなたとエージェントが目指しているものはよく似ていますが違うということを認識しましょう。


転職活動は仕事しながら、それとも辞めてからがいい?

  • 転職活動のための時間がとれるかどうか
  • 無収入の期間を耐えられるか
  • 応募対象企業がたくさんあるのか、数社しかないのか
  • 転職活動期間が長引いて今の会社にいる期間が増えてもいいかどうか

こういったことを総合的に判断して行います。

転職活動のやり方に関して書きました。
転職活動は面倒でリスクがあります。

今の仕事の問題と、転職活動で生じる問題とどちらが自分にとって好ましいかの選択です。

けいるん

仕事は人生の多くを占めるものなので真面目にしたいです。   仕事から必死に逃げる毎日に疑問を感じ、家族・ローン持ちながら40代で次の仕事を決めずに会社を辞めました。   業種と職種を変えたかったので転職活動は難航し、1か月無職になりましたが無事就職できました。   現在の仕事には満足。前向き労働とほぼ定時退社を両立。働きぶりを社内表彰されました。 20代に残業が嫌で、ヘッドハンティングで転職。

シェア

このサイトではCookie(クッキー)を使用しています。