40代の転職体験談 別業種で未経験職種に就きたい

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転職活動を終えほっとした40代サラリーマン 転職する

「未経験職種への転職の成功 体験談が読みたい。」
「40代の転職体験談が読みたい。」

この記事はそういう人に向けて書いています。

仕事が嫌で、新しい仕事がくることに怯えていた私は、これ以上その会社にいても意味がないと思い転職することにしました。39歳でした。

なんとなく就職した私にとって、当時の技術系の職種を続ける限りどの会社で働いても苦痛からは逃れられないと思い、未経験職種に転職することを決めました。
 
家族がいるのに次の会社を決めずに会社を辞め、無職の期間を経て、未経験職種へ就職しました。

4か月と2週間かかりました。39歳からはじめ40歳になり無事転職を成功させた体験談です。

(この記事は読み終わるまで8分かかります )

目次

仕事イヤイヤ期

転職することを決める前の時期です。
仕事が嫌で仕事からの逃避モードが続く時期でした。

仕事の内容が嫌だからです。 全然面白くないですし、飽きたということです。

給料は良かったんですが、仕事内容に興味を持てず、無理難題を振られること、
仕事の押し付け合いといったストレスと戦う日々に嫌気がさしました。

当時の私は仕事が嫌で以下のような状態でした。

  • 朝会社に行くのが億劫。⤵
  • 会社にいってもできれば仕事は一切したくないと考える
  • 仕事に対してとにかく後ろ向きに割り切る
  • 自分の仕事を減らすのに必死で周囲と軋轢が生じる
  • 仕事が苦痛でその仕事を耐え続ける日々。
  • ある意味、毎日が淡々と過ぎていく😔
  • 休日は何をしていても仕事に関する不安で頭の中が一杯
  • とにかく現状維持が最善と考える
  • 窓際族を目指すようになる😁

上記のような状態が2年ぐらい続きました。

自分で書いていてもなんというか、負のエネルギーに支配されている感じです。
「仕事が嫌」「仕事が辛い」という感情しかありませんでした。

負のオーラは間違いなく出ていたと思います。

仕事を辞める決意期

しかし、ある時ふと考えたのです。
このままでいいのか?
いや、このまま今の不満だらけの会社にストレスまみれのまま、あと20年近く働きたいのかと

これはこの本嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えの考え方の影響を強く受けたと思います。

参考:非公開: 人生観が変わる本 9冊 苦痛だらけの毎日を終わらせる

今起きていることは自分が望んでいること

すなわちストレスまみれで今の会社で働くことは自分が望んでいること

自分の現状を変えるためになんらかの行動/努力をするよりは文句をたれながらも今の会社にとどまることを自分は望んでいる

結果、現状は自分の望みどおりになっている

アドラー心理学的に解釈するとこんな感じです。

全く別の分野で働いてみたい、もっと向いている職種があるはずだ。

そこで働けばもっと生き生きと働けるそう思うようになりました。

もう40歳。

たった一度の人生、今の仕事を文句言いながら、
もしくは感情を殺して、
あと10年、20年続け、人生を棒に振るか、

それとも転職をして人生を棒に振るか。

どうせ人生を棒に振るのであれば、転職して人生を棒に振ることにしました。

その方が希望がありますから☀

単にお金を稼ぐためだけに働いていたので、今の仕事が続けられなくなることは何ら問題はありませんでした。


転職活動初期 0-1か月:必死に自己分析、志望職を選定し初応募

今の職種のまま転職をすること

会社を辞めることにした後、考えるのは次にどの会社に行くかです。
今までの経験を生かした同業他社へ行くことにはためらいがありました。

ためらいという言葉は適当ではありません。
同業他社へ転職することに全く何の喜びも、感じないのです。

以前に一度私は転職を経験しています。そこで感じるのはどの会社にも一長一短があると思っています。

今までの経験を生かし再び同業他社への転職することはその労働環境(担当分野、給料、労働時間、対人関係,通勤時間)を変えるためのもの。
すなわち、労働環境の優先順位を自分の中で変えるだけになると考えていました。

現状を見つめる

今思うと転職活動は以下のような流れで進んでいたと思います。まずは現状をよくみる。日々の業務だけでなく、自分の状況を冷静に見つめました。

  1. 今の仕事が自分に合っていない
  2. そういえばもともと、今の業界に興味がない
  3. 活き活きと働けていない
  4. 自分の強みを生かし切れていない
  5. 自分の強みとは何か考える
  6. 自分を知ることが大事だと考える
  7. 自己分析をする
  8. 自己分析の結果に合った職種を探すんだ

自己分析

40代で自己分析する男性

早速始まった転職活動。自分は一体どういう仕事をしたいのかわかりません。

そんなときに目に飛び込んできたのが”自己分析”という言葉。
具体的な求人を探すより、自分がどうしたいのか、まずは自己分析を行うことにしました。

関連記事 おすすめの本16冊 何がしたいかわからない やりたい仕事が無い人へ

自己分析の本は結構ボリュームがあります。仕事の合間や休日を利用し、必死に自己分析を行いました。時間は刻々と過ぎていき、2-3週間くらいは自己分析に費やしました。

おぼろげながら自分の志望職も見えてきました。しかしその志望の職種が本当に自分の天職だと言える確信はありませんでした。

しかし、これ以上、自己分析しても時間が過ぎるだけでそれほど、大きな変化はないと思うようになりました、もう動きだそうと思いました。

転職活動においてこの自己分析は今後の活動方針を決める大事な作業です。
迷いなく今と同じ仕事を別の会社で行ういわゆる「転社」をされる方はいいですが、
この際今後何をするかしっかり検討したい方は時間を割くことをおすすめします。

いまはキャリアコーチングサービスというのがあります。
気になる方は下の記事も読んでください。

キャリアコーチングサービスとは?おすすめする人 転職エージェントとの違い
キャリアコーチングサービスとはなにか。転職エージェントの違い。どういう人におすすめなのか。主要キャリアコーチングサービス4社の比較表。


転職サイトへの登録開始、初応募

いよいよ転職サイトへの登録開始です。
求人情報を検索するためには必要最低限の情報でメンバー登録すればいいので時間はかかりません。

しかし実際応募するための、履歴書、職務経歴書等を作るとなるとなかなか時間がかかります。
しかも仕事が終わった後のくたくたになった状態で作るのです。

初応募を2社の候補があったのですがどちらを応募するか散々迷いました。
こっちの会社に受かったらどうしよう、いやいや、やっぱりこっちの方が自分には合ってそうだからこっちへ応募しよう。
受かったときのことを考え色々と心配していました。

いずれも未経験業種、未経験職種です。結局両方に応募することにしました。

ちなみにdoda から応募しました。

dodaについて詳しく知りたい方は👇の記事を読んでみてくださいね

doda(デューダ)はどんな転職サイト? 特徴と評判
転職エージェント dodaの紹介。dodaとはどんなサービスか?dodaで受けられるサービス。dodaの特徴と評判。よくある質問。


転職活動初期 1-2か月:初書類落ち、次の仕事は決まっていないが辞表を提出することの決意と家族へ説明

最初に応募した2社はどちらも書類選考で落ちてしまいました。3社目の応募はこの2社の結果が出てから、応募しようと思っていました。

最初の2社への応募準備とその結果待ち、3社目の応募準備開始と気づけばあっという間に3週間経っていました。

応募方法

転職サイトやキャリアカウンセラー(転職エージェント)を通して応募するか、企業のウェブサイトの採用ページから直接応募するか悩みました。

直接応募の方が企業は採用コストが下げられるから採用されやすいのではないかと考えたのです。

しかし採用する側の企業からすると当然採用コストは上がってしまいますが、広告を転職サイト、キャリアカウンセラーに出している時点で想定しているコストだと思います。

企業が採用するポイントは結局求職者がどういう仕事ができるのかということだと思います。

転職活動にはとにかく時間がかかりますので、自分にとって応募しやすい方法でやるのがいいと思います。

転職サイトや転職エージェントについて知りたい方は👇の記事を読んでみてくださいね


お金の問題と手続き

お金の問題
転職先を決めずに辞めた時の最大の問題は生活費をどうするかです。

私は退職してから3か月後から失業保険を4か月間もらえることがわかりました。
3か月間、貯金でしのぎ、その後、4か月間失業保険をもらえるので、仕事を辞めてから7か月はなんとか食いつなげるのです。😊

最悪、7か月たって希望の職種がなかった場合、元の仕事と類似の職種に就く自信はありました。


妻への説明

説明をする男性

さてここからが難関です。
家族持ちである以上、仕事を辞めることは自分一人の問題ではありません。

妻には今の仕事を辞めて転職活動をすることは説明していました。

妻との約束は一つ。
「次の仕事が決まるまで決して会社を辞めないこと。」
でした。

転職活動を始め2週間ぐらいたつと、仕事を辞めることが私と妻の間で既に決定事項となっておりました。

このままいくと、いつ転職先が決まるかわからないから、仕事を辞めてから転職活動をしたい、と妻に説明しました。

  • 金銭的には7か月もつ。
  • 最悪の場合、7か月目までに希望職だろうが何だろうが、なんらかの会社で働く

この条件で妻には納得してもらいました。😜

妻のお父さんへの説明

会社を辞めると言われた義父
続いては義理の父、すなわち妻のお父さんです。
転職を考えている時期にたまたま会うことになったので、隠しておく必要もないと思い、説明をしました。
繰り返しになりますが、仕事を辞めるというのはもう私一人の問題ではないのです。

妻のお父さんは頭が固いイメージです。😞
私の退職の意思は固まっていたのでお父さんに何を言われても今の仕事を続けるという選択肢はありません。
とはいえ、義理の父に仕事を辞めることを言うのはあまり気持ちのいいものではありません。
しかも次の仕事は決まってないしね😖
義理の父は
「今の仕事が嫌だから辞めるというのはよくない。
40代で転職するのであれば、”これがやりた~い”というのがないと難しいのではないか。」
と言っていました。
 
これがやりた~いというのがない私にとって、これは心にぐさりと刺さりました。😣
しかし、30分ほど話をした後、最後に、「確かに仕事を嫌々続けるよりは他の仕事にしたほうがいいのかもな。うんうん。」と納得してくれました。

どうやって上司に伝えた?

退職することを伝えられた上司

上司が1週間程度出張だったので、その時期は仕事を辞めることを伝えるのを避けました。

今思えばメールでも携帯に電話してでも辞意を伝えておけばよかったと後悔しました。
早く伝えた方が早く退職できるのです。

上司が出張から帰ってくるのを待ちました。

そして日曜日、退職届を書きました。

いよいよ明日の月曜日に上司は出社します。

「自分はいよいよ、あしたこの退職届を上司に渡すのだ。

本当に上司に渡せるだろうか。」

自問自答しました。
誰に会社を辞めろと言われているわけでもありません。

退職届を出さずに日常を過ごすことの方がよほど簡単なのです。
 

その会社にいる意味が自分にとって何の意味も見いだせないこと、
会社を辞める先にしか希望を見出せないことを頭ではわかっていますが、
いざ行動に移すとなると、びびりました。

月曜日、出張から戻ってきた上司が出社しました。

やはり、退職の意思を伝えるかどうか迷いました。

しかし勇気を出して退職届を書類の間にいれ、小脇に抱えて上司に声かけました。

「お話があるのですが10分ほどお時間よろしいですか?」

と別室での打ち合わせをお願いしました。
何か鬼気迫るものを上司は感じたのかもしれません。
忙しい上司が何も言わず打ち合わせのために時間をすぐに作ってくれました。
ちなみに上司も転職を3回した経験があります。

「色々考えたのですが、退職することにしました。」
と、切り出し、退職届を手渡しました。

「退職日は〇月×日。最終出社日は〇月△日で、以降は有給を消化したいと思っています。」
と伝えました。

上司は
「随分急な話だね。なんで?。」
と聞いてきました。

私は、
「40歳を迎え、残りのサラリーマン人生も折り返し地点になりました。
残りの20年をこの会社で過ごしたいか、
生き生きとこの会社で働けるか考えましたが、
今の職種である限り無理だと判断したので辞めることにしました。」

このように答えたと記憶しています。

上司 「どんな仕事をするの?。」
私 「すいません、それは今言えません。時期が来たらお話したいと思います。」

上司「次はどこの会社に行くの?」
私 「決まってません。」

上司は次の会社が決まってないのであれば、後任を探すのも簡単ではないし、その後任への引継ぎもして欲しい、もう少し退社の時期をずらしてほしいとのことでした。

転職先を探すのは簡単ではないから仕事を早く辞めて転職活動に集中したいのだと私も主張しました。

しばらくのやりとりのあと、結局 私が折れることになりました。

「面接の予定が入った場合、会議があろうが何があろうが面接を優先する。」
という条件付きで会社を辞める時期を2週間ずらしたのですが後悔しました。

  

応募状況

転職活動をはじめ2か月たった状態での応募状況です。

  • 書類落ち:8社
  • 書類選考中:3社
  • 面接予定:1社

転職活動中期 2-3か月:退職へ向けて業務の引継ぎと面接に応募する日々

次の仕事は決まっていない状態でしたが、会社には辞意を伝えたので、書類の応募と面接の日々でした。

仕事しながらだとやっぱり転職活動が進まない

日中、会社で仕事をしているとやはり、転職活動が進まないのです。

会社は辞めるその日まで、当然ですが、私をフル活用しようとします。
退職日が決まっていてもそれは変わりません。

しかも、もう全くやる気のない仕事を、さばくのは苦痛でしかないのです。

家に夜遅く帰り、そこからぐったりした状態で求人検索や、書類応募をするのはかなりしんどかったです。

会社に辞めると伝えた後も転職活動の速度は大して変わりませんでした。

ただ、会社を辞めることを伝えていたため、面接を理由に会議の欠席を断ることができたのはありがたかったです。
とはいえ、業務を無視するわけにもいかず、面接の日程を好き放題に組むことはできませんでした。

後任がなかなか決まりませんでした。
最後に退職までに終わらなくてもいいからもう一仕事していって欲しいと、難易度の高い新たな仕事の依頼もありました。

その仕事を受ければかっこいい、最後まで手を抜かない、まさに飛ぶ鳥 跡を濁さずになると思いましたが、
「絶対やりたくない仕事でした。」
ストレスが増えるだけで自分の人生にとって何らプラスになることはありません。

会社はなんとか他の部門の人も巻き込み経緯のわかっている私にやらせようとしましたが、なんとか断りました。

結局、次の仕事も決まらないまま、最後の出勤日を終え有給消化に入りました。

「やっと解放された。」
そういう心境でした。

そして退職になりました。

転職後の年収に対する考え方

転職後の入社時の年収は今よりも下がることを想定していました。
ただ長い目で見たとき、自分がやる気を持って業務に取り組める新しい仕事の方が年収は高くなると考えました。

一方、私が許容できる最低年収よりも、企業が考えている年収は低い傾向にありました。😅

私の考える最低年収をもっと下げてもよいということは企業に伝えました。

キャリアを活かせる会社へ応募方針の変更

今までの転職活動では希望の職種であれば、取りあえず応募してきましたが、最近は本当にそれでいいのかと、考え直しました。
とりあえず、応募が可能な会社ではなく、未経験職種とはいえ、今までのキャリアを少しでも活かせる会社に応募するようにしました。
そうしないと、40歳の私が20代の若者と同じ土俵で一つの椅子を奪い合うことになります。

全く条件が同じ20代と給料を多く要求し、先の短いする可能性のある40代のおっさんであれば、当然若い方を採用します。

自分の強みを活かせないと落ちますし、私の経験が活かせるというのは採用する側の企業にとってメリットがあるということです。

転職活動の方針を変えた影響でしょうか書類選考の通過率は先週の12%から20%へと大きく改善されています。

応募方法 : 直接応募も使う

今までの転職活動では基本的に転職サイト、もしくは転職エージェントを通して申し込んでいました。

会社を辞めて、実際には退職前の有休消化中、転職活動のみをやっているため、応募したい求人案件がだいぶ少なくなってきました。

効率は落ちますがWeb上で会社を探し、各会社のホームページから自分の希望する職種を募集しているかどうか調べ、直接応募するようにしていきました。

面接にも慣れてきた。志望動機も固まり出す。

転職活動をはじめ2-3か月たつ頃には面接官の私に対する食いつきがよくなってきました。

面接にも慣れ、何度も職務経歴書を書き直すうちに、自分の説明が説得力を持って来たからだと思います。

一方で、あまり乗り気でないのにもかかわらず、書類選考に通る場合もありました。
それでも面接に行きましたが、説明があまりうまくできず、面接官との会話のキャッチボールがぎこちないものとなってしまいました。

面接に受かっても辞退するつもりでしたが結果は落選。😅
落選はやはり凹みます😂

応募状況

40代で未経験職種への転職は容易ではないと考えていましたが、私の応募状況です。
転職することを決意してから、3か月経過した状況です。

  • 全応募数 ; 34社
  • 書類落ち:24社
  • 一次面接落ち ; 4社
  • 最終面接落ち ; 1社
  • 一次面接結果待ち ;1社
  • 書類選考中:4社

転職活動後期 3-4か月:退職し、無職で転職活動に集中

非常にいいところまで行くも、お見送り、志望職種断念

履歴書上も無職になり、いよいよ転職、というか、就職と言った方がいいでしょう、に集中できる環境になりました。
応募も大量にできるようになりました。面接にも何社か行けるようになり、ひょっとしたら内定出るかという感触のところもありました。もちろん応募していたのは未経験職種です。

そしていよいよ、私の採用に対して非常に前向きだと思われる会社が現れました。

その会社が私を評価してくれたのは職種を変えても活かせる私の経験でした。
既に30社くらい応募していたので私も、この会社で決めたいと思っていました。

妻も旦那が無職ということで、不安を感じていました。

最終面接の中で仕事の進め方に関して話をしていました。
私は仕事の進め方に違和感を感じていました。

仕事で求められる結果は私の望むものでしたが、仕事の過程がどうも私に向いていないと感じ始めていました。

結果はお見送り。落ちたのです。

落ちてよかった。

自分が向いていないにも拘らず、努力と根性と我慢で突き進むというのは聞こえはいいです。
しかし、ストレス街道まっしぐらです。むしろ落ちてよかったと思っています。

自分の迷いが相手にも伝わったのでしょう。

その職はやめることにしました。
もう1社面接をする予定になっていましたが、辞退し新しい志望職を探すことにしました。

離職票は届いていませんが失業給付の手続きにハローワークへ

失業給付をもらうための手続きの為にハローワークに行ってきました。まさか自分がハローワークのお世話になるとは思ってもいませんでした。

勘違いしていたのですが、失業給付の受給開始日は退職日+7日+3か月ではありません。退職日ではなくハローワークへ行っての書類手続き申請日+7日+3か月なのです。

離職票が届かないからといってその分、失業給付の申請の手続きが遅れると、その分、失業給付の支給開始が遅れます。

ハローワークに確認をしたところ、離職票が届いていなくても仮手続きができるということでした。
仮手続きで申請をしておけば、その仮手続き申請日から受給日のカウントが始まります。

志望職種を再検討、自己分析に戻る

志望職種を見直し、書類応募をたくさんしました。

志望職種と言ってもそもそも自分は何の仕事をしたいのかわからず図書館に行って、そもそもなんで働くのかといった子供向けの本を読みました。

またハローワークでやってもらえる、職業興味検査に応募しました、本来は大学生を対象にしているそうです。

ハローワークの人に「何かから逃げようとしているのかしら?」と言われてグサッと刺さったのは印象的でした。

また自己分析に戻ってしまいました。

繰り返しになりますが転職活動においてこの自己分析は今後の活動方針を決める大事な作業です。
迷いなく今と同じ仕事を別の会社で行ういわゆる「転社」をされる方はいいですが、
この際今後の人生でどんな仕事をするか、どのように働くか、価値観の棚卸しなど時間を割くことをおすすめします。

いまはキャリアコーチングサービスというのがあります。
気になる方は下の記事も読んでください。

キャリアコーチングサービスとは?おすすめする人 転職エージェントとの違い
キャリアコーチングサービスとはなにか。転職エージェントの違い。どういう人におすすめなのか。主要キャリアコーチングサービス4社の比較表。

会社を辞めて2か月たち、ようやく自然な心境になる、

有給も含めると会社に行かなくなってから2か月たち、ようやく心が落ち着いてきた気がします。
落ち着いたというのは前の仕事の事が過去の事となり、ニュートラルな状態で職探しをしていました。

しかしやりたい仕事はわかりません。やりたくない仕事ばかりです。やってもいいかなという仕事は出てきました。しかしそれも日によって変わります。

漠然と働いてきましたが、仕事とは何かとこれほど考えることができたのは無職になれたからだと思います。

1週間ごとに志望職種が変わる

退社時に志望職種を固めたつもりではありましたが、今回の転職活動、昔から望んでいた職種へいよいよ挑戦!というわけではなかったので志望職種がぶれだしています。

これだ~、これこそ俺のやりたかった仕事だ~と思い、応募した仕事も、一週間たつと、もう別の仕事が、気になり、これだ~これこそ俺の仕事だと、もうそちらに応募している始末。

会社を辞めてから転職活動してよかった

職種を決めてから退社するべきだった~とは思いません

無職なので冷静に自分を見つめていれるからこそ、ゆっくりと転職活動ができたと思っています。

前の会社に勤めたままだと、冷静に自分を見つめる時間など私には取れません。平日は遅くまで働き、休日は疲れを取る。これで精いっぱいです。

色々な未経験職種に応募

そして色々な職種に応募しました。
転職活動だけしているので、非常にスピードが速かったです。

しょっちゅう志望職種は変わっていました。
いわゆる士業(税理士、会計士,弁護士)や、総務、経理、営業そういった職種にも応募しました。
40代で未経験ですが😅、もちろん無資格です。

しかし意外にも書類審査は通ることもありましたし、スカウトもありました。
人材も需要と供給なのです。👍
一方この時期、転職エージェントからは職業の紹介は少なかったです。

転職が成功する可能性は低いとみなされていたのかもしれません。

応募例 – 仕事内容が募集要項と違う-従業員10名くらいの会社の社長面接

脈のありそうな会社の面接に行きました。ハローワークから応募した会社です。

社長が色々と仕事の内容を説明してくれて、
社長 「けいるんさんの仕事の理解とギャップがありますね。」、
私 「はい。大きなギャップがあります。」

まあ通常こんなことを言うと面接はその時点で終了なんですが、

社長、ほんとギャップ大きいよ、ちゃんと募集要項に書いといてくれ~。そういう仕事だというのは募集要項からは一切読み取れません、というのが私の本音でした。

具体的にどういうことかというと、会社というのは部門に分かれてます。営業、製造、販売、検査。
募集要項に”検査募集”と書いてあったので面接に行ったら、営業と製造と販売と検査をやってくれと言われたような感じです。

結果は”保留”でした。
落とさないけど、お互いしばらく考えましょうという結果。

まあ採用ではないから他にいい人がいたらそっち取りますということです。

転職活動の空き時間には性格検査、適職診断へ

いうても無職ですから転職活動くらいしかありません。

何がしたいのかよくわからないので、すがるように、性格検査、適職検査をしました。
自分がやりたい天職というのはなかなかわかりません。

私はうらやましいです、「昔からずっと飛行機が好きで、飛行機に関係する職に就きたかったんです😤なんて言える人が。

性格検査においては、例えば、わりと率先してやる方だ。YES, NO、どちらかと言えば YES/NOと聞かれたところで、状況によって変わります。

仕事ではNO, 昼飯を選ぶときはYES, 子供のトイレに付き合うのはNO、書店へ行くのはYES。

まあ当然仕事の場合を聞いているんですが、

それに業務の内容によっても変わります。営業であればアポ取りは率先してやるけど、資料の準備は腰が重いなんてこともありますよね。
 
性格検査はさんざん、やったので大体はわかりました。私の場合一言でいうと実務をコツコツとこなすことが好きで向いているのです。

40歳だと、企業的には望ましくない適正です。😝

企業が40代に求めるのはリーダーシップやら、なんやらスケールが大きいものですからね。

どんな仕事がしたいかわからないという方、もしかしたら👇の記事が参考になるかもしれません

転職したいけど何がしたいかわからない人へ やりたいことを見つける方法
社会人として生きていくために強く固まった心を少しずつ解除する必要があります。やりたいことが見つかる7つの型。やりたいことに打ち込めるそんな生き生きとした生活を送るための第一歩がわかります。

転職活動状況

転職することを決意してから、4か月経過した状況です。

  • 全応募数 ; 53社
  • 書類落ち:40社
  • 一次面接予定:2社
  • 一次面接落ち ; 4社
  • 二次面接落ち ; 1社
  • 最終面接落ち ;1社
  • 書類選考中:5社

転職活動終期 4.5か月:転職に成功

妻も志望職種がころころ変わる私に対し前と同じ職種で働いてほしいというようなことを言い出すようになりました。

そんな状態ですったもんだしていた日々、私の希望条件が全体的に少しずつはまる会社がありました。

仕事の内容は大きく変わるものの自分のスキルが活かせ、給料は高くもなく低くもない、通勤時間もよくもないが悪くもない。会社の雰囲気、従業員の雰囲気もわりとよさそう。溶け込めそう。

普通の転職は今まで歩んできた方向と10度から30度くらい方向性が変わるものだと思います。
私は前の職と180度異なるような仕事を求めていましたが、応募先企業のニーズは満足しにくい、いわゆる片思いのような状態でした。
その会社私が今まで進んできた方向に対し、70度くらい異なっている感じです。

面接

募集要項に書いてあるのは私がする予定の仕事の20%くらいで、もっと別のことをしてほしいと面接官は言い出したのです。

私は今までやってきた仕事よりも自分にとって楽な、向いている仕事だとおもい応募しました。
しかし、この面接官は面接の中でいろいろ話をしているうちに、今までの経験を活かして別の業務で私を使いたくなってきたんだと思います。

面接では私の能力を切実に求めているような感じがありました。
私もこの会社になら貢献できるそういう実感がありました。

両想いになったのです。
面接の途中からあなたを採用しますという発言はないものの採用を前提としているような話しぶりを感じました。

何故そう感じたかというと、今後の日程、進め方について面接官同士が話をし始めたからです。

条件交渉

向こうから条件の提示があったとき、私は一切条件をよくしようとは思いませんでした。

ちなみに1回目の転職は条件をよくするために交渉に時間をかけ給料を釣り上げることに成功しました。

今回、なぜ条件を釣り上げようとしなかったかというと、まずは自分がしっかりと会社に対しGiveすることが重要だと考えていたからです。また会社側から駆け引きめいたものを全然感じなかったというのもありました。

私の転職活動、就職活動は今振り返れば収まるところに収まった。非常に穏やかに終焉を迎えることができたのでした。

転職活動応募状況

応募状況です。転職することを決意してから、4か月と2週間経過した状況です。

  • 全応募数 ; 61社
  • 書類選考中:5社
  • 書類落ち:47社
  • 一次面接落ち ; 5社
  • 二次面接落ち ; 1社
  • 最終面接落ち ; 2社
  • 内定:1社

最後に, 40代で未経験職種への転職に関して

無事就職先が決まりました。異業種、未経験職への転職となりました。

先方は私の持っているスキルを高く評価してくれました。採用通知の際に10名以上の採用候補の中から私を選んだと聞きました。
やはり不採用の理由は”他にもっといい人がいた”、これに尽きるんですよね。

未経験のやりたい仕事に就けない時

未経験なのにやりたい仕事があっても採用されるとは限りません。
そういう場合は、業務としては未経験でもできることをやってみてください。

私も「経理こそ俺の天職。」と思っていた時期がありました。

頭では経理に向いていると思いながらも、いざ簿記の資格の勉強を始めると、もう全く進まないのです。
こんな細かいことはそんな好きじゃないや、なんて思う始末です。😆

無職で制約がない中、考えた、これだという希望の職ですら、少し行動してみると途端に興味が薄れていくのです。

その職に関して勉強を続けることができ、それが相手先の求めるスキルに近づけば採用の可能性は増えるのです。

40代ですら未経験職種への転職を無理と決めつける必要はない

私が最終的に就職したのは第1希望ではなく第2希望の職種です。

当時、第一希望の志望職は経理でした。
経理への40代で無資格完全未経験での転職は正直難しいと感じていました。

しかしこの40代男性である私を経理の面接に来ないかと誘ってくれた企業もありました。

”急募”と書かれた求人でしたが通勤時間が許容範囲を超えていたのでお断りをしました。
転職は需要と供給とすなわちタイミングなのです。

未経験職種への転職は無理と決めつけず、許容できるリスクの中で行動してみてほしいです。

本当はあなたも会社を辞めたいのであれば

あなたがもし、本当は会社を辞めたいのであれば、実際にどんな仕事があるか情報を集めてみてはどうでしょうか?

情報を集めるだけなので、仕事を辞めるわけではありません。

情報を集めて、自分が行けそうな会社があったらそこでまた考えればいいのです。

「どこの会社も変わんないな。」
と思うかもしれませんし、
「応募したら受かるかも😱。」っていう会社に巡り合うかもしれません。

そういう会社が見つかったらどうしますか?

あなたの毎日が、文字通り人生が変わってしまう可能性があります。

世の中には転職サイトや転職エージェントという転職をサポートするサービスがあります。
彼らの仕事はあなたの転職を成功させることです。

お金はとられませんし利用したからといって転職しなければいけないわけではありません。

転職サイトや転職エージェントといった転職支援サービスについて詳しく知りたい方は👇の記事で説明しているのでもしよかったら読んでみてくださいね

転職サイト・転職エージェントとは 利用する前に知っておきたい基礎知識
初めて利用する人に向けて転職サイト(求人サイト)とは何か転職エージェントとは何かを紹介。 転職サイトと転職エージェントの違い。無料で利用できる理由。 転職サイトと転職エージェントのおすすめの利用方法を紹介します。

求人情報を集めるなら登録してほしい定番の転職支援サービスは以下の通りです。

  1. リクルートの転職サイト【リクナビNEXT】
    関連記事:もう登録した? 転職者の8割が使う転職サイト リクナビネクストを紹介
  2. 600万円以上でスカウト型の【ビズリーチ】
    関連記事: ビズリーチの特徴と口コミを紹介!使うべき人や利用の注意点まで解説
  3. 転職エージェントといえばここ【リクルートエージェント】
    関連記事: リクルートエージェントに登録するのが不安な人へ よくある質問を紹介

転職支援サービスは星の数といって言い程、大量にありますが上にあげたのは定番中の定番です。

転職支援サービスによって持っている求人の情報が違うので、本気で検討したいあなたなら一度には無理でも最終的には全部登録しておくことをおすすめします。

他にもおすすめの転職支援サービスを下の記事で紹介しているので見てください。

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